今から、もう1年半前、2014年のお正月に駐車場内を少しだけ移動したときのことなんですが、エンジンをかけて、ほんの1分ほどで燃料タンク下あたりに30センチほどの液体溜まりがあるじゃないですか!!
これはもう匂いを嗅がなくても、場所がらガソリン以外にありません。
幸い、エンジンを止めると新たな「ガソリンぴゅー」がないので、燃料ポンプからこっちに漏れの原因があると思って、
さ~て、交換作業をしますか!

まずはともあれ、バッテリー端子を外してからの作業開始です。近くに消火器の準備もしておくのがセオリーですよね
車を上げて見てみたら、ポンプから圧送されたガソリンが燃料フィルターを通り、フィルター出口とボディ側の金属ラインを結ぶガスホースから漏れていました。僕のメルセデスは機械式インジェクションで特に燃圧が5kgと高いので、すぐに弱っているホースカシメ部分から滲み、漏れ、噴出となります。

このホースはひどく固着していて、パイプレンチまで動員してやっとこさ外すことができました。
ネジ内部にも錆がみられるので、おそらくは一度も交換されていないパーツなのではと推察します。


早速、こういった大事な部分のパーツなので、ここは純正部品を注文しました。
ついでに予防整備といった意味合いと人柱的な冒険をしましたよ
それは中国製のボッシュもどきコピーの燃料ポンプをつけてみました。
これは「eBay」で送料込みとして3,000円ほどで香港からやってきました。
これは漏れさえなければ、エンジンが止まるだけなので、ボッシュ製だと15,000~20,000円くらいでしょうか。いまやボッシュのロゴが入るパチモノまであるご時世に潔い中国製がどこまで役に立つかを報告します。

ちなみに今現在までノントラブルです。
ポンプ交換と合わせて燃料フィルターも新品交換しました。
いままで装着されていた、フィルターを分解したのが↓です。

タンク内にこんな黒い汚れの物質はないはずなので、おそらくはポンプモーターのカーボンが長年の間擦れて、フィルターに蓄積したのでしょうか。
さてさて、どれくらいの賞味期限があるのでしょうか。興味がわきます。