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旧車入庫情報 ニッポンの高級車はいかが?

旧車入庫情報

一昔前まで、430セドリック・グロリアといえば刑事ドラマでひっくり返され炎上するのが定番だった。
それほど数多く売れたしセダンを代表するクルマでもあったわけだが、今ではフーガと名を変え忘れ去られた存在。
ただ、近年になって刑事ドラマの劇中車人気が再燃したことで、430セドグロ人気も再び盛り上がりつつある。
この場合、大体は覆面パトカー仕様にされるのだが、ちょっと待ってほしい。
セドグロといえば泣く子も黙る高級車。
プレジゼントやセンチュリーを除けば、実質的にはニッポンの最上級車種でもあった。
そんな目で見直してみると、これが実に贅を尽くした作りになっている。

黒塗り+フェンダミラーとくれば、もうどこから見ても社用車なのだが、一旦室内に乗り込めば、そこにはリヤシートに座る重鎮向けにすべてが設計されていることがわかる。
それはグレードが上がれば上がるほど顕著で、黒塗りの外観とは裏腹に明るい色調のモケットが敷き詰められ、豪華な居間にでも座っているよう。
これを贅沢と呼ばずしてなんと呼ぼう。
今回はまさにニッポンの高級車を代表するようなクルマの登場だ。

1979年にモデルチェンジして登場した5代目430セドリックの中でも2リッターの最上級グレードであるSGL-E。

外装はまんま社用車みたいな黒塗りだが、室内はベージュのモケット張りで豪華極まりない。でも発売からすでに37年が経ち、明るい室内は痛みが進行している場合がほとんど。
なのにこのセドリックは、どこからどう見ても新車時そのままといっていいレベルにある、まさに極上車なのだ!

おそらく長年リヤシートに座る人のために尽くされてきたのだろう。
室内のどこにも痛みや汚れがないばかりか、くまなく掃除が行き届き清潔感にあふれている。

嬉しいことに走行距離は5万キロ台。
距離が伸びていないということは、やはり自宅から会社までの送迎用だったのだろう。
伝統のL型6気筒エンジンにも異常はなく、これから今からどこまでも極楽に走ってくれそう。

高級車に相応しくエアコンをはじめとした装備も充実。

運転することも楽しめるけれど、これをファーストカーとして使っても家族の誰からも文句の出るはずがないし、何やら伝統や格式の高さまで感じられることだろう。
いやぁ、昭和のニッポンらしい高級車、いかがでしょう?

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