入庫・買取実例

旧車入庫情報 今こそパイクカー

旧車入庫情報

これぞバブルの申し子と言えるのが、1987年に発売され一世を風靡したBe1に端を発する一連の日産パイクカー。
パイクカーって言葉に馴染みがない人もいるかもしれないけれど、今でも既存のプラットフォームにレトロ調のスタイルを与えたクルマが新車で販売されているから、
それらレトロ調スタイルが与えられた新型車といえばお分かりいただけよう。
80年代の日産パイクカーはコンパクトカーの代名詞だったマーチをベースに、デザイナーたちの遊び心を発揮したコンセプトカーを東京モーターショーに展示。
これが大人気となったことで市販されたのだ。
当初のBe1が台数限定で市場から「もっと」の声が上がり、それに応えるカタチで企画されたのがパイクカー第二弾のパオだった。

こちらもベースになったのはマーチ。
スタイルはBe1よりレトロ感を大胆にして、どこかルノー・キャトルを思わせるものとなった。
新車時は女性からも大人気だったし、生産台数もれっきとしたカタログモデルだったから販売された台数もそれなりに多い。
10年ほど前までは普通に街を走っていたものが、発売から20年を経過した頃から徐々に姿を減らして今ではすっかり希少車の仲間入りを果たしてしまった。
だからこそ、今パオに乗っていたら相当にオシャレ。
安全基準が厳格化して今ではこんなに思い切ったデザインを取り入れることは不可能に近いし、何しろベースがマーチだから修理するにも安くてカンタン。
旧車の雰囲気を味わいつつ実用性も保っているから、普段乗りのアシグルマにも最適なのだ。

数が減ったパオだが、今でも専門店が存在するくらい根強い人気を維持している。
だから、たまぁにヒョッコリといい売り物が出てくる。
今回もそんな物件のご紹介だ!

見たとおりフルノーマルを維持したパオで、代々のオーナーが大切にしてきたことが一目瞭然の状態。
外装はフロントフェンダーやボンネットに新素材の樹脂を用いていたので全塗装すると新車時の風味が損なわれてしまうのだが、ご覧のようにオリジナルのアイボリーそのまま。

エンジンや足回りに問題はなく、こちらも純正のままだが肝心なのは室内。
外装同様に室内までしっかりと当時のデザイナーたちが意図したレトロ調を崩さずに保たれている。

特に重視したいのがオーディオで、中身は当時最新のものだったにもかかわらず、室内のムードを壊さないため、あえて古臭いデザインにされていた。
これが壊れると修理は難しいのだが、現車ではしっかり実働状態なのだ。

走行性能や乗り心地という面では新型車に分があることは誰だって知っている。

けれど、20年前に生まれたレトロ感に溢れる冗談みたいなスタイルのクルマだったら、新型車を追いかけることがバカらしく感じられること間違いない!

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