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旧車入庫情報 4ドアでもレーシー

旧車入庫情報

近年の旧車レースにおいて、圧倒的な速さを見せつけているのがTS仕様の310サニー。
70年代から80年代初頭にかけて、フレッシュマンからツーリングカーなどの箱車レースで圧倒的な支持を得ていたから、今でもチューニングパーツは豊富。パーツの精度が上がり組み上げる技術も比較にならないほど高度になったから、イジればイジるほど速くなる。ある意味、特殊な旧車の代名詞と言っていいだろう。
どうしてサニーがそんなに速いのか、それはチューニングすることで1万回転も回っちゃうエンジンと、小さく軽いボディでホイールベースとトレッド比がコーナリングに向いているから。イジってある310サニーに乗ってみれば、新しいチューニングカーとはまるで違う世界観が感じられる。軽くて素性の良いボディとブンブン回るエンジンの面白さは格別だ。
ただ、相手は昭和のファミリーカー。
チューニングベースだったり峠専用、もしくはサーキット専用マシンに改造されドンドン姿を減らした。だから、これからレースをやろうと思ってもベース車を見つけるだけで苦労する。街乗りから峠、そして時にはスポーツ走行を楽しみたい、そんな相手を探しているなら、これほどピッタリなサニーはないと思われる1台の登場だ!

ベースは1979年式の4ドア。
エンブレムが省略されエンジンやミッションも変更されているのでグレードは判別できないが、そんなことは関係なし。
写真を見てお分かりのように、これほど素性の良さそうなボディはそうそう見つからない!

チューニングするにしてもサビサビで穴だらけのボディをベースにしては、完全にエンジンが勝ってボディや足回りがついてこない。
だが、このクルマはチューニング内容に見事に応えてくれるだけの状態をキープしている。

肝心のチューニングでは、まずエンジン。
オーバーホールした上で74度のハイカムと強化バルブスプリング、レース用バルブガイド、8mmステムなどを用いてヘッドが組まれている。
もちろんヘッド面を研磨して圧縮比をあげ、吸排気ポートも段付きを除去するよう研磨。
シリンダーブロックには軽量コンロッドを使いつつ、クランクやピストンなどの摺動部はバランス取りされている。
いわばレースレギュレーションに沿って排気量を大幅に変えないチューニング内容。
これは渋い。
ソレックスキャブレターとタコ+足50φマフラーとの組み合わせだから、ブンブン回るレスポンスが楽しめるだろう。
足回りはフロントに車高調、リヤにダウンサスを組んだ状態。
K10マーチのクラッチとLSDも入っているので、コーナリングも楽しめることだろう。

その足元にはスターフォーミュラ製13インチアルミと当時風。
FRPボンネットやリヤスポも入っているのでルックスもバッチリだ。
室内には大森製とウルトラ製によるメーターと4点式ロールケージ。


シートは前後ともノーマルのままだから、運転席だけかフロントだけバケットにしてもいいだろう。
けれど、買った後に手を加えたいのはそれくらい。
これほど見事に決まった310サニーはそうそう出てくるもんじゃない。
しかも渋好みの4ドアセダン。
これで峠やサーキットが速いのだから、セダン好きにはたまらないだろう。
4ドアでもレーシーな雰囲気を満喫できること間違いなしだ

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