レストア・チューニング

[コスモスポーツレストア④]ボディの修復

レストア開始と同時に行われたのがボディ塗装の剥離作業。

塗装を剥がして鉄板をむき出しにすることで、そのクルマの状態は一目瞭然となる。
そこで判明したのが事故歴があって、かつ横転に近いダメージを受けてしまっていたことだ。
フロントから衝撃を受けていたためライト周辺は変形しており、溶接跡を中心としてサビが進行。
またお約束とも言えるフロントフェンダー下やドアとステップ、バッテリー置き場などにもサビが進行していた。
これらは部分的に鉄板をあてがって修正するのが一般的だが、例えばボディサイドにはコスモスポーツを特徴付ける2本のプレスラインとエラのようなフィンがある。
こうした部分を後から修正すると非常に時間がかかりロスも多い。
ライト周辺もカバーをつけるための溝やフィンがあり、ここを修正するとあちらに問題が出る、というような具合で恐ろしく効率が悪い。
これが腕のある職人なら「作った方が早い」ということになる。

弊社には熟練したメカニックが多数在籍しているが、鈑金作業はやはりスペシャリストの手を借りることになる。
相手はコスモスポーツ。
構造の複雑さは修復しやすく設計された現代のクルマと違い、慣れていない者の目には「どうしてこうなっているの」と理解に苦しむほどなのだ。
それはほぼハンドメイドに近い作り方がされていたからなのだが、やはりこうした旧車には熟練の職人でなければ対応が難しい。
今回の修復にも職人の手を借りたわけだが、これが大正解。

ライト周辺などの鉄板は新規に作り直したくらいで、サビが進行するお約束の個所もほぼ作り直し。
歪みのひどかったルーフはさすがに鈑金で修正しているが、極力パテを残さないような直し方をしている。

すでに白いペイントが乗った状態だが、その様子は写真を見ても伝わることだろう。

わかりやすいのはボディサイドのプレスライン。

凹凸の輪郭がクッキリしているのは、それだけパテが少ない証拠。
なだらかと表現すれば聞こえは良いが、こうしたラインがぼやけて見えたら、それはパテが厚く残されている証拠でもあるのだ。
こうしてシャープなラインを再現するのが、非常に難しい作業であることを理解していただきたい。
それに職人がいくら腕がいいからといって、こうした作業は1か月や2か月で終わるものではない。
それなりに時間がかかるのは覚悟しなければならないのだ。

今回も手間暇惜しまず丁寧な仕事を心がけてもらったので、塗装が入ったコスモスポーツは新車時よりむしろキレイなのでは?と思えるくらいの仕上がりになった。
生産されてから40年も50年も経ったクルマを甦らせるには、やはり腰を据えてじっくり向き合わなければならないのだ。



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