入庫・買取実例

旧車入庫情報 遺産のようなレア商用車

旧車入庫情報

今や旧車イベントで注目を集めるのは、王道人気のスカイラインやZではなくレアな希少車になっている。
イベントが数多く開催されるようになって、皆さん見慣れてしまったのだろう。
だから普段見ることができないような珍しいクルマに注目が集まるというわけ。
でも、まるで見たことないクルマや誰も知らないようなクルマだと微妙。
そう、記憶の片隅にあるけれど、もうここ数十年見たことない、というようなレア度がポイントになるのだ。

ということでここ数年、昭和の時代に作られた働くクルマに注目が集まりがち。
昭和40年代くらいまでは街を走るクルマといえばトラックやバンなどの商用車が、乗用車以上に多かった。
でも働くクルマのサガでモデルチェンジして古くなるたびに廃棄され、その数を減らして行った。
乗用車と違い、そうした古いモデルに価値を見出す人が少なかったからで、それが見直されるようになったのはごく最近のこと。
今回発掘されたトヨエースも、そんな忘れ去られた1台と言っていいだろう。

セミキャブオーバー型で横に3人乗れる手頃なトラックとして1959年に発売されたトヨエース。
搭載するのはディーゼルではなくガソリンエンジンで、排気量は1リッターからスタートして1.5リッターまで拡大された。
というのも小型トラックは当時、絶大な人気があったので59年に発売されてから、なんと71年まで基本を変えずに作り続けられたのだ。
それなのに…、今や全く見ることがなくなってしまった。

今回発掘されたのは70年式というから、ほぼ最終型。
1.5リッターのガソリンエンジンを搭載するモデルだ。
よくもまぁ、生き残っていてくれたと神に感謝したくなるところだが、さすがに外装は過去に手を加えられている。


ただ、そうしたくなる気持ちがわかるほどボディに決定的な腐りがない。働くクルマの過酷な使用環境を考えたら、これは奇跡的なことで、おそらく大事に扱われてきたのだろう。


パッと見た限りでは純正を程よく保っていて、大きな欠品はなさそう。おまけに実働。


これで走っていたら、もう街中の視線を集めること間違いなしだ。

ただ気をつけなければならないのは、NOx・PM法により東京・埼玉・千葉・神奈川・愛知・三重・大阪・兵庫では登録がすでにできなくなっていること。
基本的にはそれ以外の地域でないと再登録できないので注意が必要だ。
だが、それを差し引いても非常に価値のあるクルマ。
しかも写真を見ていただければわかるように、これだけの程度の良さ。
これはもう日本の自動車史を語る上で欠かせない遺産のようなもの。
ぜひ次世代へ伝えることができる人に乗っていただきたいものだ。

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