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旧車 フェアレディZ買取情報 2by2も今のうち?

旧車 フェアレディZ買取情報

高止まりしてしまった相場は、これからどうなる?
旧車好きなら誰でも気になるところ。
どう見てもホンモノには思えない怪しいZGが1000万円くらいする昨今、もうS30を買うことは金持ちの道楽か、イチかバチかの博打みたいなものと諦めてしまっていないだろうか。
そう思って改めて中古車市場を確認してみていただきたい。
なぜか急激に300万円前後のS30が増えている。
そう、2シーターではない2by2が市場に数多く出回るようになったのだ。

5年ほど前までは2by2やNAPS仕様なんて誰も見向きもしなかったから、100万円以内でいくらでも買えた。
安いには訳があって、要するに2by2が発売された時期はすでに排ガス規制が施行されていた。
つまりNAPSエンジンが積まれているのだ。
NAPSって何?という人もいるだろう。
これは同じL20型エンジンだけど、キャブに替えてインジェクションを装備し、排ガスをクリーンにした対策型エンジンのこと。
ニッサン・アンチ・ポリューション・システムの略なのだ。
排ガスがキレイならいいじゃない?と思いがちだが乗ってみれば誰でもわかる、異様に遅いのだ。
全然高回転まで回ろうとしないし、シフトチェンジ時の回転落ちもメチャクチャ遅い。
まるでスポーティじゃないのだ。
だから1975年以降のL20搭載車はおしなべて人気がなかった。
ところが昨今の旧車ブームのアオリで、NAPS搭載車まで軒並み見直されている。
今や常識的な値段で買えるのはNAPS搭載車くらいなものなのだ。

遅い・レスポンス悪いと悪評高いNAPSだが、今や公認車検が簡単に取得できる。
ということで吸排気系をゴッソリ入れ替えちゃえばNAPSエンジンも元気を取り戻せるのが、見直されている理由だろう。
2by2はリヤが長くて重量も重いので2シーターに比べると動力性能は劣る。
でも、今さらS30で最速を目指すなんてこと考えていないでしょ?
それなりに加速してくれてあのスタイルがあるならサイコー!って思う人がほとんどじゃないか?だとしたら2by2は思いの外、いい選択肢と言えるのだ。

ということで、写真のクルマをご覧いただきたい。


ボディはレストアとは言えないレベルだけど全塗装されツヤツヤ。
バンパーは前後ともに黒く塗装され締まったイメージだ。


前のエアダムと後ろのスポイラーもマストアイテム。
肝心のエンジンはNAPSを捨て去りソレックス3連キャブにタコ足、マフラーとくれば、もう快速Zと言っていい。


ミッションも5速だから、思う存分L型6気筒を堪能できる仕様だ。

後期型の利点として、クーラー装着車が多いこともある。
このクルマにもクーラーの部品が残されたままだから、手直しが必要かもしれないけれど夏の暑さを快適に過ごすことができるかもしれない。
その室内だが、こちらは長い目で見ればコツコツと手直ししていくつもりで乗るのがいいだろう。


ともあれ、比較的派手な改造がされていないから、もう一手間加えて自分だけのZにするには最適な状態。
もしかしたら今後、2by2も価格が高騰する可能性があるので、今のうちに手に入れておきたい1台だ!

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