2018.08.28[買取入庫情報]トヨタ GX61 マークⅡ
ここ数年、80年代ハイソカーの乗り方として、内外装はノーマルというのが定着してきた。
昔はフルエアロにして派手なカラーで全塗装というのが当たり前だったが、もうそういう乗り方は古いし流行らない。
これからハイソカーに乗るなら見た目はノーマル、でも車高は下げるだけ下げてワイドホイールというのが王道だ。
これ、やろうと思っても実は難しい。
だって内外装をノーマルで通すのってベースになるクルマの程度が悪いととんでもなくお金がかかるから。
一度、ガチャガチャにイジられたクルマをノーマルに戻すのは至難の技。
だから、やるなら程度の良いベース車を見つけられるかどうかがカギになるのだ。
でも、今や程度の良いベース車なんて、そう簡単に見つかるもんじゃない。
そこで諦めちゃう人も多いんじゃないだろうか?
それならこういうクルマを買うのが正解。
昭和57年式のGX61マークⅡ。
うれしいことにスーパーホワイトのボディは4ドアハードトップ。
当時のマークⅡならこれしかない!という仕様だ。
しかもグレードはグランデ。
2リッター直6DOHC搭載の、例のTWIN CAM24のエンブレムがつく。
待ってました!という人、いるんじゃないでしょうか?
ボディは塗装もメッキモールも前後のレンズも、もう文句なしにキレイ。
しかも前期のフェンダーミラーのままというのもポイント。
ハードトップのイーグルマスクには、この角張ったフェンダーミラーが最高だ。
そしてシャコタン。
前後のフェンダーアーチは広げられ、これだけシャコタンになってもタイヤをクリア。
その足元にはスピードスターMk2。
車名と同じってところ、イキでしょ。
室内を見ると驚くほどキレイ。
なんと内装を張り替えてあるのだ。
だから、モケットのシートもドアの内張も、そしてルーフライニングも清潔感に溢れている。
そして仕上げは小径ウッドハンドルと水中花シフトノブ。
エンジンにはトラスト製の当時モノの青いタコ足が装着され、快音を発する。
もちろん走りの5速MTだから、運転しても楽しい。
キマッたスタイルと調子の良いツインカム24。
一気に80年代に戻れること間違いなしだ!