2019.02.28[買取入庫情報]日産 フェアレディZ S130
初代S30人気に牽引されて価格がうなぎ登りの2代目S130フェアレディZ。
でもこのクルマ、一時期人気がガタ落ちしたので、いいタマが全然残ってない。
しかもこの時代の日産車はピラー付け根やカウルトップがグサグサに腐る。
当然フロアも弱いから、走りを楽しむ前にレストアが必要なものばかり。
ところがどっこい、イイS130が出てきたぞ!
昭和56年式の前期S130で、なんとL28を標準装備していた280Zだ。
ホワイトのボディはドアミラー化してフロントとリアにスポイラーを装備してボルクレーシングの16インチアルミを履いたくらいと、ノーマル度がとても高い。
16インチを履いた足元もしっかり車高を下げて精悍な印象だが、それ以上に喜びたいのがエンジン。ノーマルのL28を亀有エンジンワークス製鍛造ピストンと軽量コンロッドを組み込みヘッド面研した3リッター仕様。
ハイカムを入れてカムスプロケを変更してあるので、バルタイもバッチリ取れて高回転が楽しめる。
さらにさらに! なんとHKS製タービンキットを使ったターボエンジンなのだ!
HKS製6連スロットルにダイレクトイグニッション、大容量インジェクターを加えてF-CON Vプロで燃調と点火を制御しているから、どこからでも猛烈な加速が引き出せる。
ターボ化に合わせて前置きインタークーラーや強化レギュレーター、ヒートプレート、HKSサージタンクを装備。
もちろんOSツインプレートクラッチやワンオフマフラー、TBO製300kmフルスケールメーターを装備。
もう言うことなしだ。
走りを楽しむにはしっかりしたボディが不可欠。
このS130はサビがない上に入念なサビ止め塗装を下回りに施してある。
このままの状態をキープすれば10年20年と楽しめるはずだ!