2019.05.17[買取入庫情報]日産 グロリア スーパーDX
車高短が似合う高級車の筆頭がセドリック&グロリア。
歴代いずれも車高が低いスタイルと縁が深い。
彫りが深くイカツいスタイルだから、どうしたってヤンチャなのだ。
その中で特別品があって高級感を失わない1台がある。それがPA30グロリア。
日産車だけど開発したのはプリンス自動車。
日産になる前のプリンスを色濃く残しているのがタテグロなのだ。
今回は昭和43年式のタテグロ、グロリア・スーパーDXの登場だ!
縦にヘッドライトが2つ並んでいるからタテグロと呼ばれるが、このスタイルこそ、昭和天皇の時代に宮内庁の要請で開発した御料車プリンス・ロイヤルと共通イメージなのだ。
ロイヤルルックなんて呼ばれ、気品高いスタイルは、モデルチェンジしてセドリックと兄弟車になった後でも抜群の人気を誇った。
現車はロイヤルルックに相応しく、ホワイトのボディが凛々しい。
エンジンルームを見ればボディを仕上げてあることがわかる。
それだけにボディのツヤ、メッキの状態ともに最高だ。
オリジナルを保ったスタイルらしく、内装もフルノーマル。
割れのないダッシュが美しく、メーターパネルのメッキもバリもの。
天張を張り替えカーペットは新品。
嬉しいのはベンチシートとコラムシフト。
やっぱりこの時代のセダンならベンコラで乗りたい。
フロントはダウンサス、リヤにブロックをかませたローダウン姿が決まっている。
エンジンはキャッチタンクに電磁ポンプとプラグコードを装備して、燃料タンクはステンレス製に変更してある。
これならトラブルとは無縁に車高短高級セダンをベンコラで楽しめる。
ここまでいいタテグロはそうそう出てこないから早い者勝ちだ!