2019.08.03[買取入庫情報]日産 セドリック ハードトップ ブロアムターボ
国産車がターボを装備するようになったのは遅く、実に1979年になってから。
それが430セドリック&グロリアで、高性能エンジンだと運輸省から認可されなかったから、省燃費ターボというワケのわからない名目だった。
ターボが採用されたのは日産伝統のL型6気筒エンジン、L20ET型で145psの出力だった。
数値だけ聞くと少ないように感じるが、ブーストがかかるとシューンと加速してくれる。
今回はなんと、この国産車初のターボであるセドリック4ドアハードトップ・ブロアムターボの登場だ!
よくぞ生き残ってくれていたと感謝したくなるほどで、ボディや内装、エンジンの状態は最高レベル。
エンジンは点火コイルとプラグコードを変えたくらいで、ほぼノーマル。しかも走行距離が3.5万キロでしかないのだ!
インパルのアルミホイールを履いている以外、外装はオリジナルでサビは極小。
下回りを見ればわかるが、これだけキレイでしっかりメンテされた430はそうそうないと断言しよう!
内装はフルオリジナル。
青いソファのようなシートは破れもホツレもなく、もちろんタバコの焦げ跡もないぞ。
すごいのはダッシュボードでヒビ割れなどなくウッド模様が少しも傷ついてない!
こんな内装が令和の時代になっても残っているなんて奇跡のようなものだ。
そしてもうつべこべ言ってないで、ぜひ見て欲しい。
見れば誰だって一目惚れしちゃうこと間違いなし。