2019.08.06[買取入庫情報]日産 スカイライン2000GT
古いファンほど「スカイラインはセダンが基本だよ」なんて言うもの。
そもそもセダンだけでスタートし、1500ボディに2リッター直6を積んだS54スカイラインGTがグランプリで大活躍。
続くハコスカもセダンだけでスタートして、初めて直6のL20エンジンを積んだのもセダン。
2ドアハードトップは後から追加されたモデルだから、やっぱりセダンとなるわけ。
渋い大人を目指すならセダンのハコスカで決めたいところ。
今回は45ルックな昭和46年式スカイライン2000GTを紹介しよう。

ダークグリーンで全塗装され車高をローダウンした姿は、まさに男のスカイライン!
でもルーフに塗装剥がれがあるので早めに処置してもらいたい。
だが、それ以外はメッキ類がキレイで、エンブレム関係もOK。
ちょっとした手直しでイケル状態だ。

ローダウンは前後とも車高調によるもので、フロントブレーキは定番のMk63キャリパーを、リヤにはアルフィンドラムをそれぞれ装着済み。
というのも、エンジンがL28改3.1リッターに換装されているからブレーキの強化は必須なのだ。
このL28はマニアブロックと呼ばれるN42。
3.1リッターに排気量アップするなら欠かせないブロックを使っているのがうれしい。
さらにトキワ・ソレックス44φを3連装し、ステンレス製タコ足+マフラーで吸排気もバッチリだ。
駆動系にも手抜きはない。
ミッションはDR30のFJターボ用71Bにされ、ファイナルは3.9のLSD仕様。
そのままサーキットを楽しめる状態になっている。