2019.08.11[買取入庫情報]プジョー 309GTI
バブル景気が華やかだった1980年代後半は、ヨーロッパ製のクルマが数多く正規輸入された。
赤いボルボやプジョー205がテレビドラマに起用され、爆発的な人気になったもの。
そのプジョー205は4メートルない全長と1.6メートルない全幅の小さなボディに、2リッターエンジンを搭載するGTIが発売されたことで、一躍ホットハッチとして人気になった。
でも、205よりホンの少しだけ大きなハッチバックの309があったことを覚えているだろうか。
ひとまわり大きなボディだから205より実用的。でもスタイルはちょっと地味。
ただ走れば爽快極まりないので、知る人ぞ知るプジョーだったのだ。
今回は昭和63年式プジョー309GTIが出てきたぞ!
今や探しても全国に1台あるかないかの希少車。31年も前のフランス車なのに、この状態を見て欲しい!
樹脂製のバンパーとモールが色褪せてしまうのは仕方ないけれど、ブラックのボディはツヤツヤ。
室内を見てもスバラシイ。
シートは若干表皮が浮いてしまっているが、前後とも清潔感を保っている。
純正ステアリングが残るダッシュボードには若干痛みがあるものの、年数を考えたら自然なもの。
変更されているのはステレオくらいで、リヤハッチに紐で繋がるトレイが残りBOSEのスピーカーが設置されている。
気になる走りも問題なし。
走行距離が16万キロを超えたところだが、15万キロの時にヘッドをオーバーホールしてタイミングベルトとウォーターポンプを交換してある。
だから本調子を発揮しているのだ。
フロントにストラットタワーバーを追加してボディ剛性を補っている。