2020.03.10[買取入庫情報]日産 ブルーバード セダン1800
FFやSUVばかりの現在、比較的小さく後輪駆動で走りを楽しめるモデルは超貴重。
では、今でも買いやすく狙い目なクルマはないものだろうか。
そう考えるなら、忘れちゃいけないのがFR最後のブル、910ブルーバードだ。
今回は昭和58年式ブルーバード4ドアセダン1800ターボSSSを紹介しよう!
そう、910の中でも昭和55年に発売されたターボSSSだ。
ツインプラグ方式のZ18型にターボを装着したZ18ET型は135psを発生、1.1トンちょっとの小柄なボディを引っ張った。
国産FR初のゼロスクラブとなるサスペンションは、まさにコーナリングを楽しむためのセッティング。
事実910は当時のラリーで大暴れした。こんな名車、忘れちゃいけないぞ!
現車はまさに極上。
ボディのどこにもサビがなく、下回りを見ても素晴らしいとしか言いようがない。
純正赤のボディカラーは当時のままを今に伝えてくれ、純正アルミまで傷ひとつなく輝いている。
エンジンは吸排気含めフルノーマル。
当時のターボエンジンは過給圧こそ穏やかだが、背中をシートに押し付けてくれる感覚は健在。
もちろんトランスミッションは5速MTだから、ターボエンジンの美味しいところをフルに使える。
注目して欲しいのはエンジンルームまで磨かれていること。
前オーナーがいかに大切に扱っていたかを物語るところ。
走行距離は14万キロ台だから、まだまだこのままで走ってくれることだろう。
5ナンバーFRセダンで、しかもターボ。