2020.07.07[買取入庫情報]日産 430型 セドリック
430セドリックといえば、国産車初採用だったターボエンジンがトピック。
今や時代の主流になったターボが初めて採用されたのだから、当時は驚き以外の何者でもなかった。
でもでも、本当の贅沢を知る人には2リッターターボじゃなかった。
そうなのだ、セドリック・グロリアには230からL26が、330からはL28が積まれていた。
だから贅を極めるなら2リッターターボじゃなくL28を選ぶのだ!
今回は430セドリック4ドアハードトップ280Eブロアムを紹介しよう。
1980年だから昭和55年式になるが、この眩いばかりのボディを見て欲しい。
まるで年式を感じさせないのは、長らくガレージ保管だったから。
塗装だけじゃなくメッキ類やレンズ類も、まさにバリもの。
フルホイールカバーにノーマル車高というのも見逃せない。
時代がそこだけ止まったままのような状態なのだ!
ガレージ保管だったから内装の痛みも最小限。
明るいブラウン系で統一されたインテリアなのに、気になるのは運転席ドア内張の肘掛周辺が黒ずんでいるくらい。なんとパワーシートも生きている!
ソファのようなシートや内装材は輝きを失ってなく、ダッシュに割れはない。
確かに走行距離が9.3万キロというのも納得だ。
当時モノのブラウン管テレビが入っているのもポイント。
まさに贅沢な使われ方をしてきた証拠だ。
L28エンジンはインジェクションを始めノーマルのままで走行9万キロなんて、全然走ってないと言えるコンディション。
エンジンルームの一部やフレームのつなぎ目に若干サビがあるが、早めに処置スレば10年20年と保つだろう。
下回りは定期的にメンテされてきたようで、これまた驚くほど状態が良い。
トランクのカーペットに雨漏れした形跡があるけれど、その下のスペアタイヤ置き場は無傷だから安心して欲しい。
これだけ上質な430、しかも4ドアハードのL28、旧車に贅沢を求めるならコレだ!