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2000年代に登場した旧車特集!

2000年代に登場した旧車特集!

2000年代に登場した車たちが、今ふたたび脚光を浴びています。SNSや中古車市場では「ネオクラシック」と呼ばれ、20年以上前のモデルに再び熱視線が集まっています。

この時代の車は、電子制御が進みつつも、まだ人が運転する楽しさがしっかりと残っていました。安全性・デザイン・走行性能のバランスが取れた完成期の車として、現代のドライバーからも再評価されています。

今回は、そんな2000年代の代表的な旧車たちをピックアップし、それぞれの魅力を紐解いていきます。

1 本気で楽しめるスポーツカーの象徴として高い人気を誇る、日産・フェアレディZ33

2000年代のスポーツカーを語るうえで欠かせない存在が、フェアレディZ33です。

V6エンジンをフロントに積み、後輪を駆動する“純粋なFRスポーツ”。走るために生まれた車として、いまなお多くのファンに支持されています。

デザインはZらしいロングノーズ・ショートデッキのスタイルを継承しつつ、現代的な丸みを帯びたフォルムを採用。
このデザインは後継モデルZ34、そして最新のRZ34にも通じています。

現在、中古市場ではコンディションの良いZ33がじわじわと値上がり中。海外輸出需要もあり、本気で楽しめるスポーツカーの象徴として、今後も価値は高まっていくと見られます。

2 人が操る歓びを追求した、ホンダ・S2000

自然吸気で9,000回転まで回る高回転エンジン。この響きを体験したことのある人なら、その官能性を忘れることはできません。

ホンダ S2000は、まさにエンジン技術の到達点と言える一台です。オープンボディでありながら高剛性を実現し、重量配分は理想的な50:50。

「人が操る歓び」を追求した最後のピュアFRスポーツとして、多くの若い世代からも憧れの的になっています。

現在の中古価格は、状態の良いものだと新車当時を上回る水準に。走るための純粋な機械としての価値は、むしろ時間とともに上がり続けています。

3 ロータリー最後の実用車、マツダ・RX-8

マツダのロータリーエンジンを最後に搭載した市販モデル、それがRX-8です。観音開きドアを採用し、4人乗りながらスポーツカーらしい低重心スタイルを実現。

日常で使えるロータリーという挑戦的なコンセプトは、当時としても異彩を放っていました。

エンジンの維持管理には手間がかかりますが、その代わりに得られるのは唯一無二の回転フィール。ロータリーの軽快な吹け上がりと、ハンドリングの一体感は他に代えがたい魅力です。

今ではロータリー最後の実用車としてコレクターズアイテム化が進み、整備履歴のしっかりした個体は安定的に高値を維持しています。

4 日本製スポーツセダンとして高く評価された、トヨタ・アルテッツァ

アルテッツァは、トヨタが「走りを忘れない大人のセダン」として送り出した意欲作です。高剛性ボディとFR駆動を備え、エンジンは高回転型の2.0L 直4(3S-GE)。

スポーツカー並みの操縦性をセダンで実現した一台です。

このモデルは海外ではレクサスISとして展開され、日本製スポーツセダンとして高く評価されました。シンプルな造形ながら存在感があり、チューニングベースとしても人気です。

00年代後半からのトヨタ車が快適志向へ移る中、アルテッツァは操る喜びを持った最後のトヨタFRとして貴重な存在になりました。

5 万能スポーツセダンとして人気を博した、日産・スカイライン V35

V35型スカイラインは、従来の硬派なイメージを一新したモデルでした。

曲線を活かしたデザインとV6エンジンの滑らかさが特徴で、「上質で速いセダン」として新しい時代のスカイライン像を築きました。

それまでのRBエンジンからVQエンジンへと変わり、ドライバー層も一気に拡大。ファミリーカーとしても成立する万能スポーツセダンとして人気を博しました。

中古市場では、状態の良いV35がいま再び注目され始めています。

その理由は、現代の車にはない余裕のある質感と、電子制御に頼らない人が操る実感にあります。

2000年代の車は、完成されたアナログだった

2000年代に生まれた車たちは、まだ人が操る楽しさを中心に作られていた最後の時代のモデルです。電子制御の波が押し寄せる直前、機械としての本質と人の感性が見事に融合していました。

20年が経った今、その車たちは再び人々の心をつかんでいます。それは単なる懐古ではなく、「原点回帰」への共感です。

便利さよりも手応えを。効率よりも感動を。

2000年代旧車ブームは、そんな時代の空気をもう一度思い出させてくれます。

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