車におけるデッドニングとは?効果は?施工できる箇所は?

車におけるデッドニングとは?効果は?施工できる箇所は?

車を運転中に、外部からの騒音が気になることって多いですよね。

これは様々な原因が存在していますが、デッドニングを実施することでノイズを軽減できます。車のオーディオやスピーカーにこだわっている方であれば、一度はデッドニングを検討したなんて方も多いのではないでしょうか。

しかしながらデッドニングについて聞き馴染みのない方も少なくありません。

そこで今回は車におけるデッドニングで得られる効果や施工できる場所などについて説明していきます。

1 そもそもデッドニングとは

デッドニングは制振材や吸音材を車体の鉄板部分や、プラスティックパーツに施工する作業のこと。英語の「Deaden」という動詞の名詞形が由来の言葉で、「何かを無効にする・弱める」を意味します。

制振材を車の鉄板部分に張り付けることで、補強することができロードノイズを抑えることがポイントの一つ。

また吸音材を張り付けることは、車外からの騒音や車内で発生する音の反射を抑えられることもメリット。さらにサウンドシステムの音質向上にも繋がるので、快適な車内空間が得られるのがデッドニングの特徴です。

2 デッドニングによる期待できる4つの効果

デッドニングによって得られる効果は実に様々。

使用する材料によっても効果が異なるため目的によって材料を変更しなければ本来の効果を発揮することができません。

ここではデッドニングを行う際の、主な3種類の材料について紹介していきます。

2-1 制振効果

車における制振効果は、ロードノイズやスピーカーなどの車自体の振動が軽減されることを意味しています。

ロードノイズとは路面を走る際のタイヤのノイズのことで、タイヤと道路がぶつかり合った時の摩擦が原因で発生するもの。

ロードノイズを抑えるには制振ブチルゴムや制振用アルミシート、吸音スポンジなどの素材が組み合わされた制振材が用いられます。

2-2 吸音効果

吸音効果はエンジン音やロードノイズ、風切り音などの運転中に車から発生するノイズを、デッドニング材によって吸収すること。

吸音材を適切な場所に配置することによって、これまで気になっていたエンジン音やロードノイズ、風切り音の室内への侵入を抑えられることが魅力。

また、こうして無駄な音を上手に吸収することで車内を静かにし、サウンドシステムが本来持っている音質を引き出す役割も担っています。

2-3 バッフル効果

バッフル効果は、ドアのサービスホールを埋めることで、スピーカー背面と正面の音が打ち消し合わないようにする効果です。

車内でのリスニング環境を整え、より心地良い空間を創ることがポイント。

2-4 遮音効果

遮音効果は、エンジン音などの気になる音をシャットアウトすること。

振動を抑えることや、音を吸収するのと同時に、音を遮断するといった機能をデッドニングに持たせることも必要になります。

3 デッドニングが施工できる4つの箇所と得られる効果

3-1 デッドニングを行うならまずは「タイヤハウスデッドニング」

タイヤハウスデッドニングでは以下の3つの効果が期待できます。

  • ロードノイズの軽減
  • スピーカーの音質向上
  • 外部からのノイズを軽減

デッドニングで一番最初に行う箇所はタイヤハウスが効果的です。それは車で最も騒音が発生する箇所がタイヤ回りだから。タイヤハウスのカバーを外した鉄板部は、走行時のロードノイズを一番最初に伝わる部分となります。

一番最初に加わるノイズを軽減させることで、ルーフやフロア、ドアに振動を伝えづらくしてくれる訳です。

3-2 音質向上が最も期待できる「ドアデッドニング」

ドアデッドニングを実施することで得られる主な効果は以下の3つ。

  • ロードノイズを軽減
  • スピーカーの音質向上
  • 外部からの騒音を軽減

まずドアの鉄板部分に制振材を張り付けることで、車体の振動が抑えられロードノイズ対策に繋がります。

次に吸音材をドアの鉄板部分に張り付けることで、車外からの騒音を吸収し軽減。また車内で会話する音やステレオから発する音が鉄板に跳ね返るのを抑えることが出来るため、車内が静かになることが魅力の一つ。

最後にドアデッドニングを行うことで、スピーカー正面から音がしっかりと聞こえるようになるため音質向上にも繋がります。

3-3 雨しぶきなどの外部のノイズを軽減してくれる「ルーフデッドニング」

ルーフデッドニングの効果は以下の3つ。

  • 雨しぶきの音や振動を吸収
  • 車両の下回りから伝わる振動を吸収
  • 高速走行時に発生する風切り音などの騒音を軽減

ルーフ部分の場合は、制振材を張り付けた後に吸音材を重ねて張ることがポイント。

制振材が雨しぶきの音や、下回りから伝わる振動を吸収してくれる役割。一方吸音材は、車外からの侵入する騒音を吸収してくれます。

3-4 ロードノイズに最も期待できる「フロアデッドニング」

フロアデッドニングを実施することで、以下の3つの効果が期待できます。

  • タイヤの摩擦によるロードノイズを軽減
  • エンジン音やマフラー音などを吸収
  • 外部から侵入してくる騒音を軽減

フロア部分もルーフやドア同様に鉄板がむき出しになっていますが、ロードノイズが最も伝わりやすい箇所です。またエンジン音やマフラー音などのノイズが侵入してくる場所でもあります。

フロア部分に吸音材と制振材を張り付けることで、ロードノイズなどの騒音を軽減することができます。

4 デッドニングは自分で出来るのか?また気になるコストは?

デッドニングを自分で行うことは可能です。その際はデッドニングキットが販売されているので、そちらを購入しましょう。一般的な金額は15,000円が相場です。デッドニングに必要な材料を一通り揃えてくれているセットになるので、初心者におすすめ。

しかしながら、デッドニングは簡単に行えるものではありません。万が一失敗してしまえば、スピーカーから音が出なくなったり、音質が低下してしまうなんてことも。

仕上がりが心配な場合は、業者に依頼することをおすすめします。依頼する場所によっても費用はバラバラなので、デッドニングを実施するのであれば問合せてみましょう。

まとめ

今回は車の運転中に発生するロードノイズの軽減や、サウンドシステムの音質向上に繋がる「デッドニング」について説明してきました。

デッドニングは車内環境を快適にするために非常に有効なチューニング方法の一つ。施工する場所によっても得られる効果は異なるので、自分にあったデッドニングを行う必要があります。

デッドニングを実施し、大切な愛車の車内環境をさらに快適に仕上げてみてはいかがでしょうか。

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