トヨタの名車「2代目マークⅡ」についてまとめてみた

トヨタの名車「2代目マークⅡ」についてまとめてみた

トヨタはこれまで数々の名車を誕生させてきました。

「マークⅡ」もその中の一つで、現在ではその気品あふれるたたずまいから、高級車の代表的な位置付けとしてファンを虜にしています。9世代に渡り多くのファンを魅了し、時代と共に歩んできたシリーズです。

その中でも2代目マークⅡはスタイリングの変化や、排出ガス規制に対する取り組みなど特筆すべき点が多いモデルでもあります。

今回は知名度や品質共に申し分ないマークⅡの中から、2代目にフォーカスし解説していきます。

1 高級車としての位置づけを確立した「マークⅡ」とは

マークⅡは往年のトヨタを象徴するようなセダンであり、高級車を代表する一台として人気を博しました。

1968年に初代がデビューしたのを皮切りに、9世代に渡り続いたシリーズ。トヨタの中でもワンランク上の気品を感じさせるモデルです。

初代や古いモデルは、レトロカーのような雰囲気を漂わせていることも特徴。1980年代は高級車ブームが市場全体に到来し、気品ある高級セダンの一角を担っていたトヨタマークⅡが大きな存在感を現し始めたのはこの頃。シリーズの中では4代目、5代目にあたるモデルです。

当時の日本車の生産台数は世界で一番を獲得するなど、自動車業界は活気に満ち溢れていました。ハイソカーブームも手伝い、高価で高級な車が飛ぶように売れていたことは言うまでもありません。

マークⅡは、時代と共に様々なモデルチェンジやマイナーチェンジを重ねてきました。古き良きスタイルを保ちつつ、時代の波を意識した柔軟な変化もまた特徴的です。

2 スタイリングやエンジンを変更した2代目マークⅡ

2代目マークⅡが販売をスタートしたのは1972年のこと。スタイリングを先代より大きく変更したことが特徴の一つ。

ボディタイプは「4ドアセダン」「2ドアハードトップ」「ワゴン」「4ドアバン」の4種類をラインナップ。4ドアセダンはセミファストバックに、ハードトップはファストバックへと変貌を遂げています。

また4気筒エンジンを搭載した車に加え、新たに6気筒を搭載した“L”シリーズを設定したこともポイントの一つ。4気筒モデルのフロント部分を延長し、クラウン用の直列6気筒SOHC2000ccを搭載。4気筒モデルのパワーユニットは先代から引き継いだ1.7リッターと、先代の1.9リッターの排気量を増やした2リッターの2種類を用意。

2代目マークⅡは排出ガス規制対策や省燃費への取り組みが強化されたこともポイント。

トヨタ独自の公害対策技術により、昭和50年度以降の日本の自動車排出ガス規制に対応してきました。これは「トヨタトータルクリーンシステム」と呼ばれる名称で、略称は「TTC」。

これにより乗用車の4気筒エンジン車は全車18R型の2,000ccに統一。同時期にDOHCツインキャブエンジン搭載のGSSは廃止。その翌年に施行された昭和51年排ガス規制もクリアしています。

3 忘れてはいけない「マークⅡ2000GSS」

マークⅡ2000GSSは1976年に誕生したモデル。当時、人気番組だった「ウルトラマンA」にタックパンサーとして登場したことでも有名な一台。

日産スカイラインGTをライバルとして想定し開発されました。当時のカタログには「DOHC145馬力。ソレックス・ツインキャブ。ポルシェタイプ5段ミッション。スタビライザーつきリヤサスペンション。ハイスピード・ラジアル。そうです。走る使命に燃えている車、GSS。」と過激なキャッチコピーで話題を集めました。

グレードのスペックは以下の通りです。

グレード名 2000GSS
型式 車両型式 RX22-MQGR
車両重量 1105kg
寸法 全長 4325mm
全幅 1625mm
全高 1370mm
ホイールベース 2585mm
エンジン 搭載エンジン 直列4気筒DOHC
排気量 1968㎤

まとめ

今回はトヨタが提供していたマークⅡの中から、2代目のモデルにフォーカスし解説してきました。

先代よりスタイリングが大きく変更したことが特徴。また4気筒エンジン搭載車に加え、新たに6気筒を搭載した“L”シリーズを設定したことも重要なポイント。

現行車では味わうことができない旧車の魅力に触れてみるのもおすすめです。

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