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アクスルとは一体なに?代表的な方式などを説明

アクスルとは一体なに?代表的な方式などを説明

車用語で使用されるアクスル。

その種類は大きく「トランスアクスル」「リジットアクスル」に分類されています。

しかしながら「アクスル」と聞いただけではそれがどういったものなのか、なかなかイメージしづらいのではないでしょうか。また聞いたことはあるけれども、どのような役割があるのかまでは知らない方も多いはず。

当記事ではアクスルについて概要から代表的な「トランスアクスル」「リジットアクスル」の特徴を説明していきます。

1 アクスルとは

アクスルは車輪を取り付ける軸のこと。前輪の車軸をフロントアクスル、後輪の車軸をリアアクスルと言います。

フロントアクスルは、車両荷重を分担する役目とかじを取ることが役目です。一部の全輪駆動車では駆動力を車輪に伝える役目も持っています。

リアアクスルは、車両荷重を分担するもの。また駆動力を車輪に伝達する役目を持っているドライブアクスルと、車両荷重を分担する役目のみ持っているデッドアクスルに分類されます。

2 多くの車種に採用されているトランスアクスル

トランスアクスルは、トランスミッションとデフがアクスルハウジング内に一体化している型式。エンジンと駆動輪が近くに配置されることで、スペース効率が高くなり車体のコンパクト化に繋がることも魅力の一つ。

エンジンが駆動輪の近くに配置されるFF車やRR車、ミドシップ車の動力伝達機構もトランスアクスルを採用していることがほとんど。またモーターとエンジンを搭載するEV車やPHEV車でも、モーター駆動のためにトランスアクスル型式を採用することが一般的です。

高性能FR車の一部モデルでは車両の前後重量を適正にバランスさせるため、トランスアクスル方式が採用されることも。例えばフェラーリやポルシェ、国内モデルであれば日産が提供していたGT-Rなど走りに特化したモデルで採用されていることがほとんど。

市販車の実例は少ないですが、アルファロメオのアルフェッタ、ジュリエッタに採用されたことが有名です。

3 オフロードカーや小型4WDなどに採用されているリジットアクスル

リジットアクスルは整備されていない道路などでのトランクション性能に優れている型式。オフロードカーの前後サスペンションや、小型4WD車に採用されていることが多いリアサスペンション。

左右の車輪を繋ぐホーシング内部に組み込まれた動力伝達機構がタイヤを駆動させます。さらに片側のタイヤが持ち上がった際に、反対側のタイヤが地面に押しつけられるサスペンションアームとして機能することで強力なトラクション性能を発揮することが特徴。スプリングとショックアブソーバーはホーシングに直接取り付けられるので、大きなサスペンション動作域を確保しています。

リジットアクスルには「3リンク式」「5リンク式」の2種類に分類。3リンク式はシンプルな構成で、ホーシング上部に配置されたラテラルロッドと呼ばれるアーム1点と、左右前方の支持アーム2点の合計3本のアームでホーシングを保持します。

一方5リンク式は高速走行を想定したモデル。ラテラルロッドと左右前方を2本ずつのアームで支持し、サスペンション上下動時のホイールベース変化を抑える型式です。

リジットアクスルは丈夫なことがメリット。左右の車輪を1本の鉄の車軸で繋いでいるので、その内部にパーツがアッセンブリーされていることが頑丈な理由の一つ。また使用しているパーツも少なく構造もシンプルで、なおかつ低コストなことが魅力です。

逆にデメリットは、その構造上から乗り心地はインディペンデントサスペンションよりも劣ってしまうこと。アライメント調整ができないこともネックと言えるでしょう。

まとめ

今回は車におけるアクスルについて、概要から代表的な「トランスアクスル」「リジットアクスル」の特徴を説明してきました。

トランスアクスルは多くの車両に採用されている方式で、スペース効率が高くなり車体のコンパクト化の実現にも役立っています。リジットアクスルは主にオフロードカーの前後サスペンションや、小型4WD車のリアサスペンションとして採用されている方式。丈夫なことが特徴で、使用しているパーツも少なく構造もシンプルなことがメリット。

アクスルについて当記事を参考にしていただければ幸いです。

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