車のバッテリーが上がったらどうしたらいいの?バッテリー上がりの疑問を一網打尽!

車のバッテリーが上がったらどうしたらいいの?バッテリー上がりの疑問を一網打尽!

車に乗ろうとしたらエンジンがかからない…。

このような時に考えられるトラブルが「バッテリー上がり」です。バッテリーが上がってしまうと、エンジンがかからなくなり車を動かすことができなくなってしまいます。このバッテリー上がり、車のトラブルではかなり件数の多いトラブルなんです。

日頃から気を付けていても起こしてしまうことがありますので、バッテリー上がりの対処法はドライバー全員が知っておいて損はないでしょう。

今回は全ドライバー必見の、バッテリーが上がってしまった際の対処法とバッテリー上がりの原因から予防策まで紹介していきます。

1 バッテリーが上がってしまった際の対処法

バッテリーが上がってしまい、車を走行させるどころかエンジンすらかからない。皆さんの車がこのような状態になったら、焦ってしまうこともあるでしょう。ですが、まずは落ち着いて対応すべきアクションを取ることが大切です。

まずは、バッテリーが上がった際に取るべき対応を紹介します。現時点でバッテリーが上がってしまっている方はもちろん、今後のために対応を知りたいという方もぜひ参考にしてみてくださいね!

1-1 復旧方法がわからなければロードサービスに連絡

バッテリーが上がってしまった場合の復旧方法は様々ありますが、方法がわからないという方はロードサービスに連絡を入れましょう。

電話1本かけるだけでおおよそ1時間ほどで現場まで駆けつけてくれます。ロードサービスは主に「JAF(日本自動車連盟)」と「ご自身が契約している任意保険付帯のロードサービス」の2種類。

JAFを利用した場合、会員であれば無料で復旧を行ってくれますが、非会員ですと1万円前後の費用がかかるなんてことも。契約している任意保険によっては、ロードサービスを無料で受けることが可能ですので、事前にチェックしてみると良いでしょう。

1-2 他の車がいるのであればジャンピングスタート

バッテリー上がりの対処法の1つが「ジャンピングスタート」。これは救援車(バッテリーを供給する他の車)からバッテリーを分けてもらう方法です。

ジャンピングスタートを行うには、バッテリーをつなぐブースターケーブルというケーブルが必要となります。万が一のために、日頃から車に積んでおくと良いでしょう。

ジャンピングスタートの手順は以下の通り。

・ジャンピングスタートをしてもらえる救援車を呼ぶ。
救援車を呼ぶ際、バッテリーが上がった車と救援車の電圧を同一にする必要があります。自動車は12V車と24V車(大型トラックなど)の2種類あるので、ご自身の車の電圧を把握しておきましょう。
また、ハイブリット車やPHEV、電気自動車は救援車にすることはできません。これらの車は電気系統の仕組みがガソリン車と異なっていて、ジャンピングスタートを行った際に故障してしまう可能性があります。
なお、ガソリン車がハイブリッド車を救援することは可能です。

・バッテリーが上がった車と救援車を近づけて、両車のボンネットを開ける。

・バッテリーが上がった車のエンジンキー、ルームライト、ヘッドライトがオフになっていることを確認する。
オンのまま電気が流れると故障する可能性があるため、必ずオフにしましょう。

・両車のバッテリー端子にブースターケーブルを繋げる。
ブースターケーブルは赤と黒の2種類があります。

・赤いケーブルをバッテリーが上がった車のプラス端子に接続させる。

・赤いケーブルの反対側を救援車のプラス端子に接続させる。

・黒いケーブルを救援車のマイナス端子に接続させる。

・黒いケーブルの反対側をバッテリーが上がった車の金属部分に接続させる。
バッテリーのマイナス端子には接続させないでください。エンジンやフレームに接続させましょう。

・救援車のエンジンをかけます。
AT車はパーキング、MT車はニュートラルに入れ、サイドブレーキをかけましょう。

・5分ほどそのままの状態で充電します。

・救援車のアクセルを踏みます。
この際、エンジンの回転数を1,500〜2,000あたりで高く保ちましょう。

・バッテリーが上がった車のエンジンをかけてみます。
エンジンがかかったらジャンピングスタートの成功です。

・ブースターケーブルを接続させた時と逆の手順で外します。

・復旧したバッテリーを充電させる。
ジャンピングスタートが成功したからといってバッテリーが上がった車のエンジンを止めてはいけません。ここでエンジンを止めてしまうと、再始動できなくなる可能性も。
ジャンピングスタート後は、エンジンをそのままかけ続けるか30分以上走行することでバッテリーを充電させることができます。

以上がジャンピングスタートによるバッテリー上がりの対処法です。

1-3 持っておくと安心!ジャンプスターター

前述したジャンピングスタートには救援車が必要であり、手配するのも一苦労。しかし、ジャンプスターターというエンジンをかける小型バッテリーを用いると救援車の手配を省くことが可能です。

使用方法はジャンピングスタートの方法を踏襲したもの。

まず車のエンジンキー、ルームライト、ヘッドライトがオフになっていることを確認します。

次にジャンプスターターの赤いケーブルを車のプラス端子に接続させ、黒いケーブルを車のマイナス端子に接続させましょう。

接続後、ジャンプスターターの電源を入れ1分ほど放置。最後にエンジンをかけてみて、エンジンがかかったらジャンピングスタートと同様バッテリーを充電させます。

ジャンプスターターはカーショップにて購入可能で、価格は1万円前後。初心者の方でも簡単に作業が行えるため、車に積んでおくと安心です。

1-4 どうしても動かなければバッテリーを交換

ジャンピングスタートや、ジャンプスターターを使用してもバッテリーが回復しないなんてことも。そのような場合は、バッテリーの寿命で使用不可能な状態になっていることが考えられます。

このような状態になってしまったらレッカーを呼び、専門業者にバッテリーの交換を依頼しましょう。

2 バッテリーが上がってしまうとはどういう状態のこと?

そもそもバッテリーが上がってしまうとはどういう状態のことなのでしょうか。バッテリーが上がるとは、車のバッテリーに電気が蓄電されていない状態のことです。

では、バッテリーが上がってしまうとどのような弊害が起きてしまうのかを説明していきます。

2-1 エンジンがかからない

走行中の車はガソリンなどの燃料を動力として動いています。しかし、エンジンが止まっている状態ではガソリンを動力として動かすことができないわけです。

エンジンを起動させるためには「スターターモーター」という動力源を回転させます。そこでバッテリーに蓄電している電気によって、スターターモーターを起動させています。しかし、バッテリーに蓄電されていないとスターターモーターを回転させるための電力供給が行えないため、エンジンをかけることができないので注意が必要です。

2-2 ライト・ランプが点灯しない

バッテリーが上がってしまうと、ルームライトやヘッドライト、ウインカーなども点灯しなくなります。

これらのライトの電力供給もバッテリーから行っているため、バッテリーが上がるとライトは点かなくなってしまうわけです。

2-3 エアコン等車内装備が動かない

ここまでくるともうお気づきの方もいらっしゃるのでは。電力供給がカットされてしまうとエアコン、オーディオ、パワーウィンドなども使えなくなります。

さらに、スマートキーも使用不可能になることも。スマートキーが使えなくなると、車の鍵を開けられなくなってしまうこともあるので注意が必要です。

3 バッテリーが上がってしまう原因

では、なぜバッテリーが上がってしまうのでしょうか。ここではバッテリーが上がってしまう原因を説明していきます。

3-1 ヘッドライトを点けたまま駐車

エンジンを切った際に、ヘッドライトが点いたままの状態にしておくことはバッテリーが上がる原因の1つ。

点灯状態が長時間続くと、蓄電されていたバッテリーを使い果たしてしまいバッテリーが上がってしまうんです。

3-2 半ドアでルームライトが点いたまま駐車

ヘッドライトを点けたままの駐車と同じく、ルームライトが点いたまま駐車することもバッテリーを上げてしまう原因の一つ。

多くの車はドアを開けた際に、ルームライトが点灯する機能を備えています。ドアの閉めが甘く、半ドアの状態にしてしまうとルームライトは点灯したままの状態に。

半ドアに気が付かずそのまま下車してしまうとルームライトは点灯し続け、結果としてバッテリーが上がってしまうことになるわけです。

3-3 エンジンをかけずエアコンを使用

夏場や冬場には車内でエアコンを使用することも増えるでしょう。

走行中の使用は問題無いのですが、エンジンを切った停車中は注意が必要です。車のエアコンは電力消費量が多く、停車中に長時間使用するとバッテリーの電力が見る見るうちに消費してしまいます。

走行中以外でのエアコンの使用は必要最小限にとどめておきましょう。

3-4 長期間運転していなかった

実は、車の走行頻度が低い場合もバッテリーを上げてしまう原因になることも。車は走行せず停車させたままの状態でも少量ですが電力が放出されており、これを自然放電と呼びます。

普段から車を走行されていたら自然放電されていても別段問題はありません。しかし長期間運転をしていない車は、久しぶりに運転しようとした際にバッテリーが上がってしまっていて、エンジンがかからないということも起こりうることを覚えておきましょう。

3-5 バッテリーの経年劣化

バッテリーにも寿命があり、一般的に2〜4年と言われています。日頃から走行しているにもかかわらず、バッテリーが蓄電されにくくなっているとそろそろ寿命であるという目安です。

走行距離や走行技術、環境によって異なりますが3年を超えたあたりからはバッテリーの交換も考慮しておきましょう。

4 バッテリーが上がった車は放置しても大丈夫?自然に直る?

車のバッテリーは一度上がってしまうと、自然に直ることはありません。

むしろ、そのまま放置してしまうとバッテリーをさらに消耗してしまうので放置することは避けましょう。前述したとおり、放置し続けてしまうとスマートキーも使えなくなってしまい車内に入ることすらできなくなるため注意が必要です。

5 バッテリー上がりの防止策

バッテリー上がりは日頃から対策を講じておけば未然に防ぐことは可能です。

普段の点検にも役立ちますので参考にしてみてください!

5-1 定期的に走行

車を走行させることにより、バッテリーは充電されます。

30分でもエンジンをかけるとバッテリーが充電されますので、車を走行させる予定が無い場合はアイドリングをすることもおすすめです。

5-2 定期的なメンテナンス

定期的にバッテリーをメンテナンスすることも大切。バッテリーのメンテナンスはポイントを押さえると、さほど難しいことではないので定期的にチェックしてみましょう。

バッテリー液の量を定期的にチェックすることがポイントの一つ。バッテリーにはバッテリー液という液体が入っています。このバッテリー液がバッテリーケース側面にある上限ラインと下限ラインの範囲内にあるかを確認しましょう。バッテリー液が下限ラインより少ない状態で走行すると、バッテリーの損傷に繋がってしまうんです。

昨今ではメンテナンスフリーのバッテリーも増えてきています。しかしながらバッテリー液の確認が必要な車もまだあるので、1ヶ月に1度はバッテリー液のチェックを行うことをおすすめします。

バッテリーのメンテナンスには電圧のチェックも重要。電圧計を使用して、バッテリーの電圧を測定しましょう。エンジン停止時に12.5V〜13Vの範囲でしたら正常な電圧の数値。
これが12Vを下回っていた場合、バッテリーの性能が落ちている状態であるため注意が必要です。

このようにメンテナンスを実施することで、バッテリーの使用期間が伸びることもあるので定期的なチェックを行うことが大切です。

しかしバッテリーの寿命は前述した通り、2〜4年程が一般的。使用年月が長くなると、エンジンの回転数低下によりヘッドライトが暗く感じたり、エンジンのかかりが悪くなるなんてことも。これらの兆候が出てきたらバッテリーの性能が低下してきているサインなので交換することをおすすめします。

5-3 定期的に充電

バッテリーの充電はエンジンをかけることで行われますが、バッテリー専用の充電器を使用して充電することも方法の1つ。

カーショップで、バッテリー充電器とブースターケーブルを準備して充電をします。充電器によっては使用方法が異なるため、取扱説明書を読んだ上で作業を行いましょう。

5-4 定期的なバッテリー交換

繰り返しになりますが、バッテリーの寿命は2〜4年。この期間をすぎるとバッテリーはかなり劣化している状態。

新車登録から3年が車検のタイミングなので、車検のタイミングでバッテリー交換を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

バッテリーが上がりのトラブルは車のトラブルの中でも多く、誰でも起こしてしまう可能性があるもの。

バッテリーが上がってしまったら、まず慌てずに落ち着いて行動に移すことが重要です。その後、ロードサービスを呼んだり、ジャンピングスタートを行いバッテリーを復旧させましょう。

またいざという時のために、ブースターケーブルやジャンプスターターを車に積んでおくと安心ですよ。バッテリーが上がる原因を理解し、日頃のメンテナンスをしっかりと行い、安全なカーライフを楽しみましょう!

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