2024年2月26日
車を乗り換えるべきベストなタイミングとは
車を乗り換えを検討されている方にとって、どのタイミングがいいのか具体的な判断基準が難しいものです。
一般的には、車の所有年数や走行距離などが一つの目安になりますが、それ以外にも、車の状態やライフスタイルの変化など、考慮すべき要素はさまざま
せっかく新しい車に買い替えるのであれば、少しでも費用を抑えたいと考える方も多いはず。
そこで今回は、車の乗り換えのタイミングや、事前に知っておくべきポイントなどについてお伝えします。
目次
1 車の保有期間の平均は7年
自動車の買い替え時期は人それぞれですが、一般社団法人日本自動車工業会のデータによると、平均的な保有期間は7年です。
その理由は、車の故障や修理にかかる費用などが気になり始めるタイミングだからです。
車の買い替えのタイミングは、「車検前」「決算期前」「新型モデル発売前」がおすすめ。これらの時期に買い替えると、維持費や購入費用を抑えられる可能性が高くなります。
また7年を超えると査定額が新車価格の10%以下になることもあり、その後の維持費や売却額を考えると、7年での買い替えが多い理由です。
2 新しい車への乗り換えにおすすめのタイミング
2-1 車検前
車を買い替えるタイミングは、車検前が多いようです。車検は新車購入から3年目、それ以降は5年目、7年目と2年ごとに行います。
車検は定期的に大きな費用がかかることもありますが、買い替えを検討しているのであれば、車検を受ける前がおすすめです。
車検を受ける前に買い替えをすれば、新たに購入する車が車検切れだったとしても、元々支払う予定の費用なので負担額に差はありません。
車検が切れていても、下取りや売却は可能です。車検時期が近い場合は、買取業者に一度相談してみるのもいいでしょう。
2-2 決算期前
決算期前も、車を買い替えるタイミングとして多い傾向にあります。
自動車メーカーは、決算期前を中心に大きな販売目標を掲げていることが多いためです。
決算月は年に2回あり、ほとんどの場合は年度末の3月と9月に毎年セールイベントを実施します。そのため、決算期前の買い替えが絶好のタイミングと言えるでしょう。
2-3 新型モデル発売前
所有車の新型モデルが発売されるタイミングが近づいている場合も、買い替えのタイミングの一つ。
通常、車のモデルチェンジは5~10年で行われます。
車を売却する場合、新型モデルが発売されてしまうと旧型の車は売却額が下がってしまいます。しかしながら、旧型のモデルの人気が高いケースも少なくありません。
そのような場合は、新型の車が発売される前に買い替えを行うことで、お得に買い替えができる可能性があります。
3 車の乗り換えを検討すべきタイミング
3-1 ライフスタイルの変化
引っ越しや結婚、出産などライフスタイルの変化に応じて車の買い替えを検討するケースも少なくありません。
独身時代であればスポーツカーなど、自分の好みに応じた車でも問題ありませんが結婚や出産となると、ファミリーカーへの乗り換えなどを検討する方も多いでしょう。
また郊外から都心への引っ越しであれば、維持費が安く済む自動車への乗り換えなどが考えられます。
3-2 メーカーの保証期間が切れるタイミング
新車の場合、購入から3年間は「一般保証」と呼ばれるメーカー保証が付いています。ただし、購入から3年以内でも走行距離が6万kmを超えると一般保証は終了します。
また、メーカーの保証期間であれば、車に不具合が生じても修理などの対応をしてもらえますが、その期間が過ぎてしまえば費用がかかってしまいます。
そのため、保証期間の終了をタイミングに買い替えを検討される方も多いようです。
3-3 走行距離
車の買い替えのタイミングは、走行距離も検討理由の一つ。
車の価値は、走行距離が10万kmを超えると買取額が下がる傾向にあります。走行距離が10万kmを超えると、エンジンに影響を与える、タイミングベルトなどのメンテナンスが必要になるためです。
そのため、買い替えを検討する際は走行距離の確認を行なっておくといいでしょう。
ただし、極端に走行距離が短い場合も注意が必要です。車は、ある程度走行させることでコンディションが維持できるものです。
所有年数に対して走行距離が短すぎると、逆に買取額が下がってしまうなんてケースも。使用頻度が少ないのであれば、維持費もかかってしまうため、早めに手放すことを検討しましょう。
4 車を買い替える前に確認しておくべきポイント
4-1 ローン残債
車を買い替える際は、ローンの支払いの有無と残りの未払い分について、あらかじめローン会社に残債の確認をしておくことが大切です。
現在の車のローンを完済していれば、車は自分の所有物となり、好きなタイミングで下取りや売却を行うことができます。
しかし、ローンの返済中であれば、ディーラーやローン会社の所有物となり、売却することができません。そのため、ローンを組む場合には、買い替えの時期を踏まえて返済期間を設定しましょう。
4-2 自動車税納付の確認
自動車税は、一定の年数が経つと税率が上がる仕組みです。毎年4月1日時点の車の名義人が納付義務を負い、税金の納付書が各都道府県より送付されます。
ディーゼル車は11年、ガソリン車は13年を超えると、税率が15%上乗せされます。また軽自動車の場合は、税率が20%上乗せされる仕組みです。
そのため、自動車税が上乗せされる前に、買い替えを検討する方が多いようです。
5 車を買い替える前に実施しておくべきポイント
5-1 任意保険の切り替え
車の買い替えを行う際は、任意保険の切り替えも忘れずに実施しましょう。
任意保険は、登録している車に対して補償をするものです。そのため、新しい車に買い替えても、自動的に保険が適用されるわけではありません。
任意保険の切り替えの手続きを行う際は、さまざまな条件があります。また、保険の等級を引き継ぐためには、買い替えから30日以内に続きを行う必要があることを覚えておきましょう。
5-2 買い替えに必要な書類の準備
車を新しく買い替える際には、さまざまな手続きを行う必要があります。その際に必要となる書類を準備しなければいけません。
新しい車を購入する際の必要書類は以下の通り。
- 車検証
- 自賠責保険証
- 実印(軽自動車の場合は認印でも可)
- 印鑑登録証明書(軽自動車の場合は不要)
- 車庫証明書(軽自動の場合は地域により不要)
- 委任状
普通車と軽自動車では、必要書類が異なるので事前に確認しておきましょう。
車を売却する際に準備すべき書類は以下の通りです。
- 車検証
- 自賠責保険証
- 自動車税納税証明書
- 実印
- 印鑑登録証明書
- リサイクル券
- 譲渡証明書
- 委任状
- 住民票
なお住民票は、車検証に記載された住所と印鑑登録証明書の住所が異なる場合に必要です。
また場合によっては、他の書類が必要なこともあるので、あらかじめチェックしておくと安心です。
車の乗り換えはタイミングが大切
車の買い替えを検討する際は、大きな費用がかかってしまうものです。
そのため、現在の維持費と買い替えにかかる費用のバランスを考えて、買い替えのタイミングを検討することが大切です。
また必要書類や保険の手続きなど、事前に準備しておくこともポイント。
車の買い替えを検討する際に、当記事を参考にしていただけると幸いです。
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