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車におけるコーティングのメリットを知り、愛車の輝きを持続させよう

車におけるコーティングのメリットを知り、愛車の輝きを持続させよう

車を所有している方であれば、購入時のボディのツヤや輝きを維持したいものではないでしょうか。

しかしながら、こまめな洗車などは時間がないし、なかなかできるものではありませんよね。そんな方にピッタリなカーケアメニューが「コーティング」。実施することでボディの輝きを取り戻せたり、洗車が楽になったりなどメリットは実に様々。

今回は車におけるコーティングについて、メリットやコーティングの種類、コーティング後のアフターケア方法についても紹介していきます。

1 車におけるコーティングとは

コーティングとは、車のボディやガラスの表面に薄くて硬い特殊な被膜をかけるカーケアメニューの一つ。

コーティングの種類にもよりますが「耐候性」「耐熱性」「耐薬品性」に優れており、酸化による劣化もしにくいことがポイント。持続期間は約3ヵ月〜1年、長くて3年程度持続してくれます。

カーケアの中には主に洗車後のきれいな状態の車に塗布することで、ツヤを出す目的のワックスがありますがコーティングとは異なります。ワックスの主成分は油と蝋で、塗装面に塗ることで深いツヤを出すカーケア方法の一つ。

ワックスの種類も豊富で、気軽に選べて施工も手軽にできる点が魅力です。しかしながら、ワックスによる被膜は半液体で不安定な状態のことがネック。雨や洗車によって簡単に油脂分が流れ出てしまうというデメリットがあることを覚えておきましょう。また、油脂分が流れて蝋が残ることで角質化して水垢の原因になることも。持続期間は、耐熱性が低く蒸発しやすいので1ヵ月程度と短めです。

2 コーティングを実施するべき4つの理由

車にコーティングを施さない場合、2〜3年で雨汚れの固着や洗車機などによる傷が付いてしまいます。当然ながら修復するにはコストがかかってしまうため、コーティングを実施することで予防しておくといいでしょう。

ここではコーティングを実施すべき4つの理由を説明していきます。

2-1 アフターケアがしやすくなる

コーティングを行うことで、簡単な洗車でも汚れが落ちることが実施すべき理由の一つ。車は時間の経過とともに、目には見えない細かなキズができてしまいます。汚れがそのような場所に付着してしまうと落としづらくなってしまう訳です。

車に付く汚れの原因は実に様々で、花粉や鉄粉、雪などが挙げられます。

花粉は春先と秋口頃に付着しやすくなるもの。粉っぽいドロッとした筋やボソボソとしたホコリのような汚れで、放っておくとシミになることを覚えておきましょう。

次に鉄粉は、主に自動車のブレーキダストから出てくるもの。高速道路などで前の車から出たブレーキダストが刺さり、その刺さった部分からサビになったりします。ボディを触るとザラザラとした感触になることが特徴。

ボディに積もった雪を下すときに不純物がボディにキズをつけることがあります。ガリガリになった雪も無理に落とそうとするとキズを付ける場合も。

上記のような汚れやキズなどもコーティングを施すことで、コーティングの膜によりボディが滑りやすくなります。これにより汚れが付着しづらくなり、水などでも簡単に汚れが落ちやすくなるので日々のケアも手軽にできることが魅力です。

2-2 車全体をキズから守ってくれる

コーティングをすることで車に薄い膜ができるため、車自体をキズから守ってくれることがメリット。

車は気付かぬ内に小さなキズが付いてしまいがち。例えば洗車時のキズや、鞄や袋、着用しているコートがボディに擦れることでも自然と付いてしまいます。

このようなキズは前述した通り、汚れが付着してしまい落としづらくなるので車をコーティングすることにより愛車をキズから守りましょう。

2-3 雨染みによる汚れを防いでくれる

車のボディに付着することで、落ちにくくなる汚れの中でも雨染みは特に厄介なもの。洗車をせずに放っておくと、なかなか取れなくなるので注意が必要です。

ボディが白の場合は薄汚れた色になり、黒い車であれば、ウロコのような白いシミとなって浮きでてきます。雨水に含まれているミネラルや小さなホコリが原因で、細かい「油」などが混ざった状態の汚れです。

雨染みは「イオンデポジット」「ウォータースポット」に分類されます。イオンデポジットはボディについた水分が、急激な熱により水分のみ蒸発する現象。水分の中にある、ミネラル成分がボディに残ってしまうことで、シミとなってしまいます。

ウォータースポットは、ボディについた水滴がレンズの効果で熱を集め塗装面が焼けた状態。イオンデポジットより悪い状態で、酷いケースになると塗装面に穴をあけることもあります。

2-4 紫外線ダメージから守ってくれる

車の塗装は、紫外線ダメージによって徐々に色あせてしまいます。特に赤や青、黒などの濃い色の車の場合、紫外線ダメージを受け続けるとつやが失われ、色もあせてしまいやすいです。

車を元のきれいな色のまま乗り続けたいという方にも、紫外線から塗装を守ってくれるカーコーティングは必須と言えるでしょう。

3 車のコーティングの種類

車のコーティングと聞くとボディをイメージしがちですが、それ以外にもいくつか種類があります。ここではカーコーティングの種類別に、それぞれの特徴を紹介していきます。

3-1 車のボディの3つのコーティング方法

車のボディのコーティングは、主に「ガラス系コーティング」「ポリマー系コーティング」「フッ素系コーティング」の3種類に分類。

それぞれ施工にかかる日数や実施することでの効果は異なります。

ガラス系コーティングはボディにガラス質の硬い被膜を作り、化学物質などによる酸化やキズから長期間車を保護してくれる方法。汚れも簡単な水洗いで落ちやすくなることがメリット。施工にかかる期間は1日~2日ほどを目安にしておきましょう。他のコーティングに比べ、つやや輝き、効果の持続力は非常に優れています。

次にポリマー系コーティングは、石油由来または化学合成による化合物でコーティングする方法。他のコーティングよりも低予算で、施行時間も短く済むことがメリット。ただし、ワックスと同様に効果の持続期間は比較的短く、劣化した箇所については定期的なメンテナンスが必要になることを覚えておきましょう。

最後にフッ素系コーティングは前述したポリマー系コーティングのうち、フッ素を原料に含むコーティングがフッ素系コーティングに分類されます。ポリマー系コーティングよりも一般的な相場が多少高めになることがネック。しかしながら、そのぶん効果の持続期間も長くなることが魅力で、ガラス系とポリマー系の間に位置するコーティングといったイメージです。

3-2 車のコーティングはボディだけではない

車におけるコーティングはボディ以外にも、「ヘッドライト」「ホイール」「ウィンドウガラス」の施すコーティングがあります。

ヘッドライトカバーの表面は長期間の紫外線や走行時の飛び石などによって小さな傷が付いており、色味もくすんでしまうもの。コーティングを施すことで、輝きがでてくるので車の印象もよくなることがメリット。

ホイールも紫外線やブレーキダストなどによって傷つき汚れやすい部分の一つ。ボディ同様に、コーティングを施すことで汚れの防止に繋がり、手軽にケアしやすくなることがポイント。

ウィンドウガラスをコーティングすることで、雨水をはじきやすくなるため視界がクリアになることが魅力。これにより雨天走行時の視界が良くなるので、安全な運転のためにもおすすめのコーティングです。

4 コーティングを長持ちさせるアフターケア

車のコーティングを実施した後の効果の持続期間は、施工後の洗車方法によっても大きく異なることがポイント。

車を洗車する方法として洗車機を使用するケースがありますが、コーティングした場合は手洗いでやさしく汚れを落とすことをおすすめします。洗車機に使用されているブラシはやわらかく傷つけにくい素材でできているものも多いですが、ボディに汚れや砂ぼこりがついた状態のまま洗車機に通すと、コーティングを傷つけてしまう可能性があるためです。また、洗車機のブラシにも油系の汚れであるピッチタールが付着していることもあるためさらに汚れや傷を広げてしまうリスクも覚えておきましょう。

自分で洗車を実施する際のポイントは、コーティング後のボディの塗装の被膜を傷つけないことが重要です。まずは水をたっぷりかけて、汚れを浮かしましょう。洗車専用のスポンジややわらかいタオルなどで、優しくこすって洗っていきます。その際も水をたくさん含ませることが大切。洗い流した状態で放置してしまうと、シミになる可能性があるので吸水性の高いタオルやセーム革を使って丁寧に拭きとりましょう。

簡単な汚れであればこれで問題ありませんが、しつこい汚れなどの場合はカーシャンプーを使用することをおすすめします。カーシャンプーは界面活性剤を使用しているので、汚れを浮き上がらせてくれます。またカーシャンプーの泡があることで、細かい砂汚れなどをそのまま引きずるリスクも減らすことができるのでボディにキズが付くのを防いでくれることもメリット。ただしコーティング被膜の性能を落としてしまう可能性があるので、「水あか落とし」や「撥水」などの文言があるカーシャンプーを使用して洗車するのは避けましょう。

また鳥のフンや虫の死骸などの汚れは気づいたらすぐに汚れを落とすことがポイント。このような生物系の汚れは放置してしまうと、せっかくのコーティング被膜を侵食し、塗装面も侵食してしまうなんてことにも。出勤前など、どうしても時間が取れない場合はティッシュペーパーで汚れている部分を取り除いておきましょう。特に鳥のフンは浸透力が強いので、数日間放置しておくだけで塗装にまで侵食してしまうこともあるので注意が必要。

車の保管環境や天候などにもよりますが、洗車を行う頻度は最低でも月に一度が目安です。

5 コーティングが施工できる場所

車のコーティングは、ディーラーやガソリンスタンド、カー用品店などで実施することが可能です。

業者や店舗によっては対応していないコーティング方法もあるので事前に確認しておくことが大切。

ディーラーの場合、店舗内で施行するタイプと業者へ外注するタイプがあり、それぞれ費用も異なります。実施できるコーティングの種類や、効果はどれくらい持続するのか、メンテナンスの頻度なども確認し、価格にも納得した上で依頼しましょう。また車の購入時に、コーティングをセットで実施してくれるディーラーも増えています。納車時にコーティングが施されていれば、新車のきれいな状態をより長く維持することができるのでおすすめです。

ガソリンスタンドも、コーティングに対応している店舗も増えてきています。しかしガソリンスタンドの場合、店舗によって施行するスタッフの経験やスキルにばらつきがあるため、施工事例が多くて信頼できる店舗を選ぶといいでしょう。

カー用品店の場合は特別価格でコーティングサービスを提供している店舗も多く、アフターサービスも充実していることが魅力。

コーティング専門店などの業者に依頼するのであれば、プロのスタッフや設備が揃っているため仕上がりの質や満足度は非常に高いことが特徴です。またアフターサービスが充実していることも多いので、他の場所に依頼するより安心して愛車のコーティングを任せられるでしょう。

コーティングにかかる費用は、カー用品店やガソリンスタンドであれば比較的安価な値段設定になっています。一方ディーラーや専門店は比較的高額に。その分、質の高い仕上がりやアフターサービスなどが特徴なので検討する際は参考にしてみてください。

まとめ

今回は車におけるコーティングについて、メリットやコーティングの種類、コーティング後のアフターケア方法について紹介してきました。

カーコーティングは、愛車のツヤや輝きを維持するだけでなく、汚れや傷からもボディを守ってくれる人気のカーケアメニューの一つ。またボディだけではなくコーティングを実施できる箇所は様々。最適なコーティングメニューは、普段の車の使用状況や予算によって変わってきます。

愛車にピッタリのコーティングを施行してみてはいかがでしょうか。

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