2022年12月9日
コーティング車は自分で洗車できる?基本的な手順や注意点について解説!
車の塗装面をガラス・油脂・樹脂などの成分で覆うことで、傷や汚れを防止しやすくなるカーコーティング。
コーティング車を自分で洗車することは可能ですが、いつも通りの洗車でいいのかわからないと悩む方も多いでしょう。
今回は、カーコーティングを施した車を自分で洗車する際に覚えておきたいポイントや手順を紹介します。万が一自分で洗車してコーティングが剥がれてしまった場合の対処法もあわせて解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
1 コーティング車を洗車する際のポイント
ここでは、カーコーティングを施した車を自分で洗車する際に押さえておきたいポイントをいくつか紹介します。
1-1 道具を準備しておく
自分でコーティング車を洗車する場合は、以下に挙げる最低限の道具をあらかじめ用意しておきましょう。
- 水の入ったバケツ
- ホース
- スポンジ(ボディ・ホイール用でひとつずつ)
- カーシャンプー
- クロス
- ホイール用のブラシ
ワックス入りのカーシャンプーは取り扱いが難しいため、自分で洗車する際は中性のものを用意しましょう。
また、綺麗な状態を保つために、コーティング剤を用意して自分でコーティングするのもおすすめです。
1-2 手洗いで行う
コーティング車は汚れが落ちやすいため、手洗いでも十分綺麗にできます。反対に、洗車機で洗車すると傷がつくリスクがあることを覚えておきましょう。
手洗いで洗車する場合は、汚れが特に気にならなければ洗剤がなくても問題ありません。
多少汚れが目立つ際に中性洗剤などを使用すれば、自分でも綺麗に手洗いできるでしょう。また、手洗いで洗車する際は力加減にも注意してください。強い力で擦ってしまうと、細かい傷が付着しやすくなります。
1-3 洗車の頻度も把握しておく
コーティングは硬化するまでに約1ヶ月ほどかかるため、施工から1ヶ月間は水洗いに留めておくのがおすすめです。
硬化する前に本格的な洗車をしてしまうと、コーティンク剤が剥がれてしまう可能性があります。ただし、汚れ具合によっては頻繁に洗車する必要があるため、洗剤を使わず水洗いだけで綺麗にできるようにしましょう。
1-4 天気・時間帯にも配慮する
コーティング車に限らず、洗車はくもりの日にするのがおすすめです。
洗車と聞くと、晴天の日にするイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし、日差しが強いときに洗車すると、拭き上げる前に水分が乾いて水アカが残りやすくなります。また、日差しの弱い時間帯を意識して洗車することも大切です。
朝方や夕方など、太陽の位置がそこまで高くないタイミングで洗車しましょう。
1-5 水洗いしたまま放置しない
コーティング車は水洗いだけで綺麗にできますが、水分をそのまま放置してしまうことは避けましょう。
水道水はカルキや塩素といったミネラル成分が多く含まれているため、放置しすぎてしまうと白いアカ(イオンデポジット)が残りやすくなります。車体の水アカは洗車では落としにくいため、水分が残らないようしっかり拭き上げることが大切です。
2 自分でコーティング車を洗車する手順
カーコーティングされた車を自分で洗車する場合は、以下の手順に沿って実施しましょう。
- 水で汚れを落とす
- スポンジで優しく洗う
- 洗い流して拭き上げる
2-1 水で汚れを落とす
汚れが気になる箇所を中心に、ホースなどを使って水をかけましょう。
車体には、砂や泥などが付着しています。目立つ汚れを中心に水をかけることを意識しながら、車体全体にかけてください。コーティングしたボディだけでなく、タイヤまわりなどの汚れが付きやすい箇所もしっかり綺麗にしましょう。
2-2 スポンジで優しく洗う
水である程度の汚れを綺麗にできたら、スポンジを使って優しく洗います。力を込めてゴシゴシ洗ってしまうと、落としきれていなかった砂などで車体を傷つけてしまうため注意が必要です。
スポンジで洗車する際は、車体の上部分から下部分に流れるような順番で洗うことがポイント。上から順に汚れを落としていき、最後に下を綺麗にするようなイメージです。
コーティング剤が硬化する1ヶ月を超えている場合は、カーシャンプーを使って洗うのもおすすめです。水洗いのみよりも汚れが落ちやすくなるでしょう。
2-3 洗い流して拭き上げる
スポンジで車体を洗った後は、ホースで水をかけて綺麗に洗い流します。
車体をスポンジで洗うときと同様、上から水をかけて最後に下を流すよう意識しましょう。
洗い流した後は、水滴が乾かないうちに乾いたクロスで拭き上げます。水分を含んだクロスでは綺麗に拭ききれないため、必ず乾いたものを使用してください。
3 コーティングが剥がれたら業者に依頼!
万が一コーティングが剥がれてしまったら、できるだけ自分では施工せず専門業車に依頼しましょう。費用はかかるものの、仕上がりの精度は保証されるでしょう。
一度剥がれてしまったコーティングは、再生することはありません。万が一コーティングが剥がれた場合は、再施工が必要です。
市販のコーティング剤で再度コーティングすることも可能ですが、素人ではムラが出やすくなります。一度塗布したコーティングはなかなか剥がせないことも考えると、コーティング剤まで自分で塗布するのはリスクが大きいといえます。
また、自分でコーティングした状態で業者に依頼してしまうと、すでにあるコーティングを剥がすことから始まるため、より費用が高くなってしまうことも。
専門知識や技術がないと難しい領域であることから、やはり業者に依頼するのがおすすめです。
ヴァ・ベーネでは、洗車も含めたコーティング車の悩みについての相談を受け付けています!車のメンテナンスでお悩みの方は、一度ヴァ・ベーネまでお問い合わせください!
コーティング車の洗車は注意点が多い
コーティング車を洗車する際は、事前準備や頻度、天気や時間帯などに配慮したうえで進めることが大切です。また、水分が残らないように配慮する必要もあります。
コーティング車の洗車は自分でも可能ですが、できれば専門業者に依頼することで精度の高いコーティングを保ち続けられます。コーティング車の洗車について悩んでいる方は、本記事を参考にしつつヴァ・ベーネへの問い合わせをご検討ください。
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