扁平タイヤの特徴を理解し、カーライフを楽しもう!

扁平タイヤの特徴を理解し、カーライフを楽しもう!

扁平タイヤは、その見た目のカッコよさからドレスアップに人気のパーツの一つ。しかしながら扁平タイヤを装着することでのメリットやデメリットについて、答えられる方は少ないのではないでしょうか。

せっかくかっこいい扁平タイヤを装備しても、後々になって思わぬトラブルに繋がるなんてことも…。せっかくなら扁平タイヤの特徴を理解し、カーライフを楽しみたいものですよね。

そこで今回は扁平タイヤについて概要から、装着することでのメリットやデメリットについて解説していきます。

1 そもそも扁平タイヤとは

扁平タイヤは、タイヤの平べったさを表す扁平率が低いタイヤのことです。一般的には扁平率が55%以下のタイヤを扁平タイヤと言います。扁平率が低くなるにつれ縦に薄くなり、横幅が広くなることが特徴。

扁平タイヤを装備することで、ホイールが大きく見えることがメリットの一つ。そのためドレスアップに人気のパーツの一つで、スポーツカーに装着されていることがほとんどです。

2 タイヤのサイズを確認するには

自分の車のタイヤのサイズを知りたい際は、サイドウォールに刻印されている数字などを確認しましょう。

例えば「255/40 ZRF 20 91 V」と表記されていた場合は、以下のような意味合いになります。

  • タイヤ断面幅:255mm
  • 扁平率:40%
  • タイヤ構造:ZRF
  • リム径:20インチ
  • ロードインデックス:91kg
  • スピードレンジ:V

ロードインデックスは、タイヤ一本で支えられる最大負荷能力を示す指数。またスピードレンジは最高速度を記号化したもので、詳細については各タイヤメーカーのサイトで確認しましょう。

3 扁平タイヤを装備することで得られるメリット

前述した通り見た目がカッコよくなることはもちろんですが、その他にも扁平タイヤを装着することでのメリットは様々。

扁平タイヤは接地幅が広く、たわみやよじれがなくなることがメリット。これにより高速走行時における安定性がアップするほかハンドリングが機敏になり、コーナリング性能がアップすることが期待できます。また高い横剛性を発揮してくれるので、より大きいコーナリングフォースを確保できることも特徴の一つ。

これによりコーナリングがシャープになるほか、カーブでの安定感が高まります。スポーツカーなどの走行性能を重視している車に多く使用されていることが特徴です。

その他にも扁平タイヤは、ブレーキを踏んだ時にタイヤのたわみによって変形しにくいので安定した状態でしっかりと止まることができます。また、ブレーキを踏んでから摩擦が発生するまでの時間が短いことも、ブレーキ性能に影響します。

ブレーキ性能を向上させるためには、ブレーキディスクを大きくする必要があります。そのためにはホイール径を大きくしなければいけません。しかしながら、直径は一定でホイール径を大きくするにはゴム部分を薄くする必要があるので偏平タイヤを装着することで解消されます。

4 扁平タイヤを装備する上での3つの注意点

扁平率の低いタイヤを装備していても、メリットばかりではありません。ここでは扁平タイヤを装着した際のデメリットや、運転時に気をつけるべきポイントを説明していきます。

4-1 維持費が高くなる傾向

扁平タイヤは生産コストが扁平率が高いタイヤに比べ、費用がかかってしまうことがネックの一つ。これは薄いタイヤを作成するには、強度を保つためにも生産コストが割高になってしまうためです。

4-2 乗り心地や燃費性能の悪化

扁平タイヤはゴム部分が薄い分、路面の凹凸を通過する際のショックを吸収しにくくなるため乗り心地が悪くなることも。これはタイヤの幅が太くなるので道路との設置面が広がるためです。

これにより、パターンノイズやロードノイズが大きくなってしまい転がりが悪くなることがデメリット。転がり抵抗が大きくなることによって、結果的に燃費性能に影響することも覚えておきましょう。

4-3 こまめな空気圧のチェックを忘れずに

扁平タイヤはメリットでも記載した通り、サイドウォールが薄くたわみにくいことから、見た目では空気圧の低下を判断できません。そのため、月に一度は空気圧をチェックし適正な数値を維持することが大切です。

空気圧不足になることで、扁平タイヤのメリットでもある操縦安定性が損なわれてしまいます。また摩耗ライフや燃費の低下に繋がることも。その他にもハイドロプレーニング現象やバースト、コード切れが起こりやすくなるので注意が必要です。

自然空気漏れが気になる場合は、窒素ガスがおすすめ。これは難燃性で透過性が低いことから、空気に比べて抜けにくいため空気圧を長く保つことができます。

4-4 運転時に気をつけるべきポイント

扁平タイヤを装備すると、それまでのハンドリングと感覚が異なるので運転の際には注意が必要です。特にコーナーリング時にはハンドル操作が重く感じたり、逆にそれまでよりもハンドリング操作が機敏になったりなど運転に慣れるまでに時間がかかる場合もあります。

扁平タイヤを装着するのであれば、わだちやキャッツアイ、チャッターバーなどに注意しましょう。キャッツアイやチャッターバーを扁平率の低いタイヤで走行時に踏んでしまうと、車両にかなりの衝撃が伝わります。最悪の場合にはホイールのリムを歪めたり、アライメントを変えてしまうなんてことも。

アライメントについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

また扁平タイヤを装備することで、その構造上からホイールを縁石や段差に擦りやすくなります。これはタイヤのサイドウォールのたわみがなく、ホイールが先に縁石などに触れてしまう構造になるためです。その他にもホイールリムが地面に近くなるので、本来扁平率の高いタイヤの場合には当たらない高さだったものが、当たるようになってしまうわけです。

縁石に寄せすぎたりすると、ホイールに傷が入ってしまうので注意しましょう。せっかくのカッコいいホイールに傷が入ってしまわないように、日頃から車両感覚を磨いておく必要があります。

まとめ

今回はドレスアップに人気の扁平タイヤについて概要から、装着することでのメリット・デメリットについて解説してきました。

見た目がカッコよくなることはもちろんですが、「走行性能」「コーナーリング性能」「ブレーキング性能」が向上することがメリット。しかしながらメリットばかりではなく、購入する際のコストが高くなったり運転時に注意しなければいけないこともあることを覚えておきましょう。

扁平率の低いタイヤは、このようなマイナス面もあることを理解し装着することで、上手な付き合い方ができるのかもしれませんね。

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