2024年2月23日
特徴的な軽スポーツカー6選
自動車カテゴリの中でも人気を誇るスポーツカー。これまで多くのスポーツカーが、自動車メーカーより販売されてきました。
その中でも、税金などの維持費が安いにもかかわらず、軽量小型でキビキビとしたハンドリングが味わえるなどの観点から支持を集めているのが軽自動車。
日本の自動車メーカーは、ボディサイズやエンジン排気量などの制限がある中で、さまざまな軽スポーツカーを世に送り出してきました。
今回は軽スポーツカーにスポットをあて、特徴的なモデルをピックアップし紹介します。
目次
1 スズキ「カプチーノ」
スズキが1991年に発表したのが、2ドアオープンカー「カプチーノ」。スズキでは初となるFR車としても知られている一台です。
車体重量は700kgで、当時の軽自動車の中でも軽い点が特徴。また、自主規制枠いっぱいの64psを発生する、F6A型DOHC3気筒12バルブターボ(インタークーラー付)を搭載。
サスペンションは、前後ともダブルウィッシュボーン式、四輪ディスクブレーキなど、小さな本格スポーツカーです。
カプチーノは、マツダが提供するAZ-1や、ホンダが手掛けたビートとともに時代を牽引しABCトリオとも呼ばれています。
2 スズキ「アルトワークス」
アルトワークスはスズキが提供するシリーズ。初代が登場したのは1979年のこと。
当初の車名はアルトとしてデビュー。その後1987年にアルトワークスシリーズが発売されました。
ここではアルトとしては5代目、アルトワークスとしては4代目のモデルにフォーカスします。
軽が新規格となっての初のモデル。従来モデル同様、専用のエクステリア、インテリアが与えられ、エンジンもK6A型インタークーラー付きターボを搭載。
前期と後期のモデルがあり、後期型はVVT(可変バルブタイミング機構)の廃止があり、よりチューニングがしやすくなっている点が特徴です。
3 ダイハツ「コペン」
コペンはダイハツが開発したモデルで、オープン型スポーツカーです。
コンセプトは「ACTIVE TOP COMPACT OPEN」で、誰もが気軽に楽しめる本格派の一台。
ダイハツとしては、リーザスパイダー以来のオープンカーであり、軽市販車では初となる電動油圧ポンプの開閉式ルーフのアクティブトップ仕様をもつことが特徴。
さらにコペンはダイハツのエキスパートセンターで生産し、熟練工による最終調整が施されるなどプレミアム感も高く人気を集めている一台です。
4 ダイハツ「ミラ TR-XX」
ミラはダイハツが販売していたシリーズ。1980年に初代が登場し、7世代に渡り2018年まで提供されました。
前述したスズキが手掛けたアルトワークスとともに時代を牽引した一台で、軽スポーツカーとして人気を博したミラのスポーツグレードです。
スポーツグレードが採用されたのは2代目ミラ。その後、4代目ミラの生産終了とともにスポーツグレードは廃止されています。
5 ホンダ「トゥデイ」
トゥデイはホンダが手掛けたモデルで、1985年に商用車として登場。1988年には乗用モデルも発売され、2世代に渡り1998年まで提供されました。
同社が開発したN360以来の軽乗用車ということもあり、話題を集めた一台です。
それまで背高が主流でしたがトゥデイは背が低く、ボンネットの長さも短くコンパクトにまとめられたデザインが印象的です。
車高を低くすることで走行安定性が優れており、スポーティさもプラス。
エンジンはEH型エンジンを搭載し、トランスミッションは4速MTとホンダマチックの2種類を採用しています。
軽スポーツカーの中でも、高い人気を誇る一台です。
6 マツダ「オートザムAZ-1」
1992年にデビューを果たした、オートザムAZ-1。
マツダが開発したモデルで、前述したカプチーノとともに時代を牽引した一台です。
オートザムAZ-1は、軽自動車唯一のガルウィングドアを採用していることが最大の特徴。
世界最小のスーパーカーと評され、人気を集めました。
車高が低く低重心で、F6Aエンジンをミッドシップに搭載。レーシングカーのような走行性を実現した一台です。
魅力が詰まった軽スポーツカー
軽スポーツカーは税金が安く、燃費もいいことから人気を集めるモデルです。
維持費はもちろんですが、普通車に負けない走行性能も軽スポーツカーの大きな魅力。そのデザイン性や走行性能の高さから、人気ぶりは国内にとどまらず海外でも支持を集めています。
今後も各自動車メーカーの動向に注目しましょう。
WEBでカンタン無料査定!
旧車の買取なら、ヴァ・ベーネにお任せ!
業歴35年は信頼の証!お急ぎの方はお電話でも承っております。