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トヨタのスポーツカーが持つ魅力と性能について

トヨタのスポーツカーが持つ魅力と性能について

スポーツカーとは、スポーツドライビングを楽しむために設計された車を指します。

爆発的な加速力を実感できることが、スポーツカーならではの魅力。爆発的な加速と聞くと危険なイメージがありますが、実際にはスポーツカーはボディ剛性が高く、サスペンションも引き締まっているため、路面情報の伝達能力が高く安全性が高いのが特徴です。

各メーカーがスポーツカーを展開する中、今回はトヨタが誇るスポーツカーのラインナップについて紹介します。トヨタのスポーツカーにはどんなラインナップがあるのか、車種ごとの魅力を見ていきましょう。

1 スポーツ800

スポーツ800は、1965年に登場した小型スポーツカー。トヨタが販売していた高い人気を誇った大衆車「パブリカ」のエンジンや基本構造をベースに開発されたモデル。

超軽量構造と低い空気抵抗によって優れた性能を発揮するスポーツカーです。これにより、非力ながらも他のスポーツカーを凌ぐ高い性能を発揮しました。ファンの間では「ヨタハチ」の愛称で現在でも親しまれています。

1960年代にリリースされた日本製小型スポーツカーの中でも評価が高く、累計販売台数は約3,000台を記録した一台です。

エンジンは、空冷2気筒水平対向式ツインキャブを搭載。排気量は790ccで、最大トルクは67N・m(6.8kgf・m)/3800rpmに達します。

最高出力45馬力と非力ではあったものの、空気抵抗を軽減させたボディデザインの効果もあり最高速度は155km/hをマーク。当時の計測方法ではありますが、31km/Lと低燃費も実現しています。

その見た目とは裏腹に高いスペックを実現させた一台です。

2 MR2

スポーツカーファンから絶大な人気を誇るMR2は、1984年から約15年間にわたり販売されたモデル。

「気軽に乗れる個性的なスポーティパーソナルカー」として人気を集めた一台で、初代MR2は足回りやエンジン、トランスアクスルはE80型カローラのものを流用しています。

エクステリアデザインは、ウェッジシェイプのボディに低く構えたフロントフード、リトラクタブルヘッドライトが特徴的。オリジナリティあふれるデザインと居住性や静粛性を含めた快適な室内空間を実現させたモデルです。

1989年には、パワーアップした「スーパーチャージャーモデル」がラインナップ。その後も1995年と1999年には2代目、3代目としてモデルチェンジが行われました。

軽量かつ力強いトラクション性能を備えたMR2は、その優れた加速性能で、今でも多くのスポーツカーファンから支持されているモデルです。

3 ソアラ

1981年に登場した初代ソアラ。エンジンはDOHC6気筒を搭載し、当時の国産車の中でも最高レベルの170psを発生する程。そのパワーは凄まじく、ロードテストでの最高速度は202km/hをマーク。これは200km/hを超えた国産車として初めての一台でもあります。

2001年にデビューした4代目ソアラも、電動ハードトップを採用したオープンカーとして人気を集めました。

エンジンは、シリーズ最大のパワーを誇る4300ccのV型8気筒エンジンを搭載し、トランスミッションは5速AT一択。その後レクサスブランドになってからは、スーパーGTに参戦する車両のベースとなり、D1グランプリやフォーミュラドリフトにも出場するなど、スポーツカーとしての顔も見せていました。

4 スプリンタートレノ(AE86)

トヨタのスプリンターシリーズには、スポーツモデルとして1.6リッターDOHC16バルブエンジン(4A-GEU)を搭載した「AE86」というグレードが存在します。スプリンタートレノは、カローラレビンとしても知られる姉妹車で、その歴史は1972年にまで遡ります。以来、7世代にわたり多くの自動車ファンを魅了してきました。

AE86最大の特徴は、エンジンをフロントに搭載し、後輪を駆動するFR(フロントエンジン・リアドライブ)構造であること。80年代には多くの一般車がFF(フロントエンジン・フロントドライブ)に移行し、カローラとスプリンターもその流れに乗ることとなりました。しかしトヨタは「走り」を重視するユーザーの要望を汲み、レビンとトレノをFR車として残す決定を下します。当時としては珍しい決定でしたが、それがAE86を伝説的な名車として確立する一因となったのです。

5 セリカ1600GT

「恋はセリカで」という印象的なキャッチフレーズでデビューを飾ったセリカ。カローラとコロナの間に位置する「カリーナ」と同じフロアユニットを使用し、洗練された2ドアクーペボディを採用した日本初のスペシャルティーカーです。

最上位グレードの1600GTは、2000GTに続くトヨタのDOHCエンジンの流れを引き継ぎ、ヤマハがチューンした1.6リッターの2T-G型エンジンを搭載していました。

セリカに搭載された2T-G型エンジンは、その後インジェクション化されたり、排気量を1.8リッター拡大してターボを追加したりなどの改良が施され、長い間使用され続けることになります。

6 セリカLB 2000GT

セリカLB 2000GTは、1973年4月にトヨタからリリースされたスポーツカータイプのモデル。クーペスタイルとは一線を画す、45度傾斜のリフトバックデザインが特徴的です。

アメリカのマスタングを思わせるスポーティな外観と、トップスピード205km/hにもなる走行性能、0から400mまでの加速時間が16.1秒と、まさにトヨタのスポーツカーの象徴とも言える存在でした。

最上級モデルの2000GTには2リッターのDOHCエンジンが搭載され、当時大変な人気を博していた「スカイライン2000GT」に対しても遜色ない、素晴らしい走行性能を誇っていた車種でもあります。

トヨタ車からスポーツカーの魅力に触れよう

爆発的な加速力を実感でき、かつ安全性の高い運転ができることから、多くの車ファンに愛されているスポーツカー。トヨタにも、数多くのスポーツカーがラインナップされています。

往年の名車や今なお現役で走り続けるモデルまで、トヨタが誇るスポーツカーは多種多様。車種ごとに異なる魅力を本記事から知り、トヨタのスポーツカーの魅力に触れていただけると幸いです。

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