車のギアはタイヤに動力を伝えるために必要不可欠なパーツ!その必要性や仕組みを知ろう

車のギアはタイヤに動力を伝えるために必要不可欠なパーツ!その必要性や仕組みを知ろう

車におけるギアはタイヤに動力を伝えるために欠かすことができません。そんな車にとって大切な部品の一つですが、その必要性や仕組みについて理解するきっかけは多いとは言えません。

自動車にはAT車とMT車があり、ギアの特徴や仕組みは異なります。特にMT車の場合、流通している台数も少ないためあまり触れることが少ないことも事実。

今回は車における「ギア」についてその役割から、AT車とMT車の違いや特徴について説明していきます。

1 車のギアの必要性と仕組み

車を動かすために必要なギアは、どの車種にも搭載されているトランスミッションを構成する主要パーツ。トランスミッションはギアとシャフトで構成され、エンジンから出力される駆動力をタイヤに伝えることが役割。

ギアを変更することでエンジンから伝わる動力のトルクや回転数、回転方向を調整することが可能です。低速ギアに入れると回転数は低下しますが、小さな力でより大きな力を生み出すことができるので発進時や急な坂の走行に適しています。

一方、平地であれば走行している間に勢いがついてくるのでギアを上げることで回転率が向上し効率よく走行できます。このようにギアを変更することで、その瞬間の走行状況に適した駆動力を生み出せるわけです。

現在では走行状況に応じて自動的にギアをチェンジしてくれる、オートマチックトランスミッション車が主流でAT車と表記されることも。一方ギアを手動で入れ替えるマニュアルトランスミッション車も存在しMT車と表記されています。

2 AT車とMT車の違いと特徴

前述した通り、現在の車の主流は走行状況に応じて自動的にギアチェンジを行ってくれるAT車が主流ですが、手動でギアチェンジを行うMT車を好むかたも多いです。

AT車とMT車のどちらを選ぶか迷っているのであれば、運転の習熟度や車の用途から選択するといいでしょう。

AT車であれば操作が簡単で気楽に運転ができることがメリット。運転技術に自信がないかたや通勤など車を移動手段として多く利用するこのであればおすすめです。車を選ぶ際もほとんどの車種がAT車をリリースしているので、様々な自動車から好みの一台を探すことができます。

一方MT車はスポーツカーに乗ってみたいかたや運転を楽しみたい場合や、燃費のいい走りを追求したいかたにおすすめ。操作が複雑なので自分の操作通りに車を動かせる楽しみがあります。しかしある程度の運転技術がなければ乗りこなすことができないので、初心者には向いていないと言えるでしょう。

MT車についてメリットやデメリット、運転する際のポイントについて知りたいかたはこちらをご覧ください。

3 AT車とMT車のギアの種類

AT車とMT車では搭載されているギアの種類が異なります。ここではAT車とMT車のギアの種類と特徴について説明していきます。

3-1 AT車の7種類のギアとそれぞれの特徴

AT車のギアは「パーキング(P)」「リバース(R)」「ドライブ(D)」「ニュートラル(N)」「セカンド(2)」「ロー(L)」「オーバードライブ(OD)」の7種類。

パーキング(P)は主に駐車時に使用するギア。ギアをパーキングに入れることでトランスミッションの内部にロックがかかり、車が動かせない状態になります。しかし動いてしまう可能性もあるので、パーキングブレーキをあわせて使用することが大切。

リバース(R)は車両をバックさせる際に使用するギア。ほとんどの車はリバースにギアを変更すると音が鳴り、他のギアと区別がつきやすいことが特徴です。

ドライブ(D)は自動車を走行させる場合に使用するギア。AT車であれば自動でギアチェンジを行ってくれるので、走行時のギアは基本的にドライブに入れたままでOK。

ニュートラル(N)はエンジンとタイヤを一時的に切り離し動力が伝わらないようにするギアです。AT車はアクセルペダルを踏んでいなくても、低速度で車が前進する「クリープ現象」が発生します。しかしギアをニュートラルに入れておけば車を停止することができるわけです。

セカンド(2)はギアを2速に固定する時に使用します。坂道を上がっている際や、長めの下り坂でスピードを抑えたい場合にセカンドに変更しましょう。

ロー(L)は1速で走行する際に使用するギアです。急な坂を下る場合やセカンドギアよりも強くエンジンブレーキをかける時はローに入れます。

オーバードライブ(OD)は最速ギアのことで、例えば5速AT車であれば最高の5速に該当。一般的にはシフトノブの横についているスイッチを押すことでオン・オフを切り替えることが可能です。オンにしたまま走行すると燃費や運転時の静粛性を高められることが魅力。しかし山道などの道路状況が悪い場所の運転には不向きです。

3-2 MT車のギアの種類と特徴

MT車は前述した通り、走行状況にあわせて手動でギアチェンジを行わなければいけません。

MT車のギアは「ローギア(L)」「セカンドギア(2)」「サードギア(3)」「トップギア(4)」「オーバートップギア(5)」「リバース・バックギア(R)」の6種類で特徴や役割は以下の通り。

  • 【ローギア(L)】:車の発進時や急な坂を上る際のギア
  • 【セカンドギア(2)】:長い坂道を下る場合やエンジンブレーキを効かせたい時に使用
  • 【サードギア(3)】:セカンドギアの次に使用しますが、エンジン回転数に応じて使用するギア
  • 【トップギア(4)】:走行時に60km程度のスピードを出す場合のギア
  • 【オーバートップギア(5)】:高速道路で使用されることがほとんど
  • 【リバース・バックギア(R)】:車をバックさせる時のギア

MT車の場合、車の速度が上がるにつれてギアチェンジを行う必要があります。また車によってはトップギアが5速でオーバートップギアが6速の場合もありますが、基本的な役割は同じなので覚えておきましょう。

4 ギアが故障する原因と対応方法

万が一車のギアが故障してしまった場合、どのように対応すべきなのでしょう?

故障の原因を理解しておくことでスムーズに対応できるよう準備をしておくことが求められます。

どんな部品でも走行距離が伸びれば伸びるほど経年劣化してきます。運転方法や車の使用頻度などでも劣化が早く進むことも。またATF(オートマチックトランスミッションフルード)の不具合も、故障の原因です。ATFはギアの潤滑に必要なため、オイルの漏れなどがあるとギア自体の故障の原因となることを覚えておきましょう。

MT車であればギアの回転数が合っていないのにギアチェンジを行ったり、AT車の場合はキックダウンを頻繁に行うなどもギアに大きな負担をかけてしまうことを忘れてはいけません。

ギアが故障してしまったら、当然ながら修理を行う必要があります。ギアの修理の場合、簡単にできるものではありません。

多くの場合、オートマの交換やオーバーホールになることがほとんど。車の中でも重要な部品であり、大きな部品ですので交換費用も高くなります。オーバーオールでも20万円以上、載せ替えであれば更に費用がかかるなんてことも。このことからギアが故障したら、廃車にすることを選択されるかたが多いのも事実。

ギアが故障してしまったら不動車の扱いになるので、買取を依頼した場合に査定額が低くなる傾向や業者によっては買取不可なんてことも…。

「ヴァベーネ」であれば不動車や事故車などでも買取が可能です。また自社工場を完備しているので車の修理や整備、車検なども対応できます。車のことで何かお困りなことがあれば相談大歓迎です。

まとめ

今回は車におけるギアについて説明してきました。自動車を運転する際にギアを上手に使い分けることがポイント。

車にはAT車とMT車があるので、適切なギアチェンジを行わないと車への負担が大きくなります。これにより故障や不具合の原因となり最悪の場合、動かなくなってしまうことも。

ギアチェンジを正しく行うことで、安全で快適なカーライフを楽しみましょう。

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