2024年2月19日
【日産】これまでの名スポーツカーを振り返る
日産は、これまで多くの名スポーツカーを輩出してきました。そのどれもが、特徴的なモデルであり、多くのファンを魅了しています。
また一部のモデルはモータースポーツに参戦するなど、スポーツカーとしての一面も。
当記事では、日産が手掛けたスポーツカーにフォーカスし、一部のモデルを紹介します。
目次
1 日産を象徴するモデル「フェアレディZ」
フェアレディZは1969年に提供を開始したクーペタイプのスポーツカー。
フェアレディZ S30は、初代にあたるモデルで世界中で人気を集めた人気モデル。世界総販売台数55万台を記録し、当時のスポーツカーとしては異例の記録を樹立し大きな話題を生みました。
軽量なモノコックボディで、前後輪ともにストラット式サスペンションによる四輪独立懸架を採用。エンジンはL型直列6気筒を搭載し、パワフルな走行性能も実現させたことがポイント。
それまでのスポーツカーにはなかった荷室の広さや、乗用車にも引けの取らない乗り心地などが特徴。スポーツカーとしてのスタイリッシュさはそのままに、高い実用性が搭載された夢のような一台です。
2 日産が誇るスポーツカーの定番「スカイライン」
スカイラインは、日産が誇るスポーツカーの定番モデルです。1957年に初代をリリースし、現在では13代目を数え、その人気ぶりは衰えることを知りません。
その中でもスカイライン C10は、GT-Rグレードの登場と合わせて一気に知名度を上げた歴史的な一台です。1968年に発売され、エンジンはプリンス製の直列4気筒OHC1483cc G15型を搭載していました。
現在でも“ハコスカ”の愛称で親しまれる人気モデルであり、旧車の中でも多くのファンを虜にしています。車好きの方の土台を作った車種といっても過言ではありません。
また、スカイラインは初代モデルからモータースポーツに参戦しており、数々の大会で活躍してきました。
3 スポーツ走行に適した設計「シルビア」
シルビアは1965年に登場し、7世代に渡り2002年まで販売されたモデル。シルビア S13は5代目にあたる一台で、1988年に発表。このモデルから2ドアクーペのみになり、先代までの3ドア形式は180SXとして独立しています。
スポーツ走行に適した設計で、かつスポーツ走行用の改造パーツが多く発売されていたことから、走り屋にも人気があった一台です。男性だけではなく、デザイン性の高さから女性からの支持を得たことで歴代シルビアの中で最多の販売台数を記録しています。
エンジンはCA18DE型とCA18DET型の2タイプをラインナップ。足回りには新開発のリアマルチリンクサスペンションを採用している一台です。
4 海外のラリーでも活躍した「ブルーバード」
昭和の時代に一世風靡した日産のブルーバードは、初代が1959年にリリースされ、2001年まで続くロングセラーシリーズです。
ブルーバードは乗用車として人気が高く、一時期はモータースポーツに参戦し、数々の好成績を収めるスポーツカーの一面も持っていました。「柿の種」や「サメブル」などのユニークな愛称で親しまれているモデルや、スポーツモデルの「SSS」が有名です。
1967年に登場した3代目ブルーバード 510型は、新開発の水冷直4SOHCのL型エンジンを搭載。このエンジンはスカイラインやフェアレディZにも搭載されたものです。
海外ではラリーでの活躍などもあり人気を集め、北米市場でヒットした初の日本車となりました。
5 小さなボディにハイパワーエンジン「パルサー」
パルサーは、1978年から2018年まで7世代にわたって販売されたモデルです。
WRCへの参戦を前提に設計されたGTI-Rなどのスポーツモデルもラインナップされていましたが、思うような結果には結びつきませんでした。
しかし、小さなボディにハイパワーエンジンというコンセプトは、多くのファンを魅了した一台です。
時代を駆け抜けた日産のスポーツカー
今回は、日産が手掛けたスポーツカーにフォーカスし、一部のモデルを紹介しました。
それぞれのモデルには、多くのファンを魅了する物語があります。現在でも高い人気を誇っており、市場では高値で取引されることも。
当記事を通して、自動車に興味を持っていただければ幸いです。
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