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2021.02.12今や入手困難とも言われているサバンナRX-7に注目!

昭和に活躍していたスポーツカーは、現在では日本国内はもちろんですが海外でも人気を集めています。

マツダがリリースしていたサバンナRX-7もその一つ。当時の最先端技術を搭載した一台で、モータースポーツにおいても実績を残していることでも有名です。

今回はマツダが提供していた昭和の名車「サバンナRX-7」について、歴代モデルからモータースポーツでの実績についてまで解説していきます。

1 多くのファンを虜にした「サバンナRX-7」とは

サバンナRX-7はマツダが開発していたスポーツカー。歴代シリーズは3代目までリリースしており、1978年〜2003年まで提供していたモデル。

サバンナRX-3の後継車として誕生し、多くのファンを魅了し現在でも人気を集めている一台です。

車名の由来は「R」が「ロータリーエンジン」、「X」が「未来を象徴する記号」を意味しています。また「ロータリー・スペシャリティ」と表現する場合も。「7」は「マツダ内での車格番号」を意味しています。 RXの車名を採用した車種はこの他に2、3、4、5が存在していますが、日本国内向け車種でRXを使用したのはRX-7が初めてです。

2 サバンナRX-3の後継車として誕生したSA22C型サバンナRX-7

サバンナRX-3の後継車として1978年に誕生したのが、初代SA22C型サバンナRX-7。スペシャリティカーとして販売されましたが、正真正銘のスポーツカーとして多くのファンを魅了しました。

12A型水冷2ローターエンジンの自然吸気仕様を搭載し、理想的な前後重量バランスを実現したフロントミッドシップレイアウト。軽量でコンパクトなボディで、その風貌はスポーツカーらしさが漂っておりスタイリッシュなスタイリングが特徴的です。

もちろん見た目だけではなくスペックも折り紙付きで、その実力は海外のスポーツカーと肩を並べるパフォーマンスを発揮するほど。

累計47万台を販売し、華々しくデビューを飾った一台です。

またモータスポーツにも参戦し、1979年にはデイトナ24時間レースのGTUクラスに参戦しクラス優勝を果たします。それを皮切りに1981年にはスパ・フランコルシャン24時間レースで総合優勝。その4年後の1985年にはIMSA・GTUクラスでRX-7が通算67勝を達成し、ポルシェが保持していた単一車種最多優勝記録を更新。

その他に1981年〜1984年まで5年連続でIMSA・GTUクラスで史上初となるマニュファクチャラーズタイトルを獲得します。

3 当時の最先端技術を装備したFC3S・FC3C型サバンナRX-7

1985年にフルモデルチェンジし、誕生したのがFC3S・FC3C型サバンナRX-7。キャッチコピーは「4WS感覚」で、操縦のしやすさが魅力の一台です。

ボディはスッキリとした印象でボンネットに空いたエアインテークもFCの特徴。これは圧縮され熱くなったエンジンの空気を冷やすため、外の空気を入れて冷やすインタークーラーが装備されているんです。スポーツカーらしいスリムでありながらも無骨なデザインが多くのファンを魅了しました。

初代サバンナRX-7から一新され、リアサスペンションは独立懸架化され、セミトレーリングアーム マルチリンクへと変更。またインタークーラー付きターボ13B型エンジンを搭載していました。 当初の最高出力は185psをマークし、マイナーチェンジを繰り返し最終的には215psまで向上したことがポイント。

当時のポルシェ944と似ていると揶揄されていましたが、その性能は引けを取らない一台です。最高速度がメーカーテストで238.5km/hをマークするなど初代より大きく向上しました。フロントブレーキには日本車初の対向4ピストンのアルミキャリパーを採用していることも特徴の一つ。グレードは「GT」「GT-R」「GT-X」「GT-Limited」「GT-Limited・スペシャルエディション」の5種類をラインナップ。

1978年にはロータリーエンジン生誕20周年を記念しカブリオレ仕様をリリース。カブリオレ仕様のロータリーエンジンを搭載した一台はマツダが発表した唯一のモデルです。

2代目誕生から7年後の1992年に生産終了を向かえ、累計販売台数は27万台を記録しました。

モータースポーツでは1986年に「ボンネビル・スピードウィーク」に参加。最高スピード381.4km/hを達成し、当時のクラス記録を更新します。また1990年にはIMSAシリーズで通算100勝目を達成。

4 サバンナからアンフィニへと変更されたFD3S型アンフィニRX-7

3代目は1991年に発表されたのが「アンフィニRX-7」。それまでの「サバンナ」の呼称が外され「アンフィニ」の名を冠していることが特徴です。

ボディは丸みを帯びた形が特徴的で、筋肉質でアスリートを連想させるようなボディラインが魅力の一つ。その風貌はイギリスの「テレグラフ」誌が発表した「最も美しい車100選」にランクインする程。

足回りには新開発された4輪ダブルウィッシュボーンが使用され、「アンフィニのスポーツです」「その非凡さが、アンフィニ」「ザ・スポーツカー」「ザ・ロータリースポーツ」などのキャッチコピーがあります。

シーケンシャルツインターボが搭載された13B型ロータリーエンジンを搭載。最高出力は255psから最終的には280psまで向上しました。その他にも走行性能やサスペンション、乗り心地が先代より改善された一台です。

環境対策の行き詰まりやスポーツカー需要の低下に対応できず2003年に販売終了し、25年の歴史に幕を閉じました。3代目の累計販売台数は5万台を記録しました。

モータースポーツの実績は1992年から2年連続でデイトナ24時間レースでGTU優勝、バサースト12時間耐久レースで総合優勝を果たします。その翌年にはバサースト12時間耐久レースで総合優勝。

また1995年には「ボンネビル・スピードウィーク」に「レーシングビート」として参加し、最高スピード385.6km/hを達成。この実績は当時のクラス記録を更新しました。

5 サバンナRX-7のレストアも

サバンナRX-7を愛車として保有していても年式が古くなれば古くなるほど、当然ながら故障箇所が出てきやすくなってしまうもの。

簡単に修理できる範囲であればいいですが、旧車はそう簡単にはいきません。故障箇所によっては遠方から取り寄せたりするので、時間もコストもイメージしていた以上にかかってしまうかも知れません。

しかし2020年にRX-7の2代目と3代目のサービスパーツを復刻し、近々販売することを発表したことで話題を集めています。つまり今までパーツがなくて修理できなかった箇所が、これによって可能になるわけです。

修理やレストアを依頼する際に一番気になるポイントは、その仕上がり具合ではないでしょうか。せっかくの愛車のレストアをお願いしても、仕上がりがイマイチだったなんてことも…。

もしレストアを検討している場合は旧車の修理やチューニング、フルレストアから車検まで幅広く自社工場で対応可能かどうかをしっかりと確認することをお勧めします。

ヴァヴェーネのレストアの事例に関してはこちら

まとめ

今回はマツダの人気車種である、サバンナRX-7について解説してきました。

サバンナRX-3の後継車として誕生し、当時の最先端技術を搭載したモデルなど常に時代の先頭を走ってきた一台。その活躍ぶりはモータースポーツでも輝かしい実績を残しており、現在でも根強い人気を誇っています。

2020年には2代目と3代目のサービスパーツを復刻し、近々販売することを発表したことでも話題に。パーツを購入し、レストアしてみるのもおすすめですよ。

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