当時は失敗作だった!?クジラの愛称で人気を集めた4代目クラウンについて解説

当時は失敗作だった!?クジラの愛称で人気を集めた4代目クラウンについて解説

4代目クラウンの歴史

 1971年にフルモデルチェンジして誕生した4代目クラウンは、その歴史の中でセドリック・グロリアに販売台数で負けてしまったことから「史上最大の失敗作」などと呼ばれる。確かに3代目は1968年に年間の登録台数で初めて9万台を突破。

 その後も9万7千、8万9千台を記録したが、4代目登場の1971年に8万5千台へ落ち、翌年には60年代半ばと同レベルの7万台まで落ち込んでいる。5代目に切り替わる1974年は6万7千台まで落ちたから、やはり失敗作と呼ばれるのも仕方ない。

「クジラ」と呼ばれるようになった理由

 この4代目クラウン、1970年代から80年代初頭までは「ナマズ」と呼ばれていた。極端な曲線基調のスタイルは、ボンネット先端が一段盛り上がりグリルを装備。また下からフェンダー側まで回り込むフロントバンパーなどが、ナマズの顔のように気持ち悪いデザインだと呼ばれたからだ。

 このスタイル、70年代では早すぎたが、80年代半ばくらいから再評価される。ヌメヌメとしたデザインは輸入車にも引けを取らないから、その当時格安になっていた中古車に暴走族系の人たちが目をつける。その頃から、さすがにナマズでは迫力がないと考えたのだろう。ヌメっとしてふくよかなデザインから「クジラ」という愛称が生まれた。

「スーパーサルーン」を初めて起用

 今ではナマズよりクジラと呼ばれることが一般的な4代目クラウンは、「スーパーサルーン」というグレード名を初めて起用したモデルでもある。さらには2.6リッターの4M型エンジンを搭載する2600スーパーサルーンが新設定され、クラウン史上初の3ナンバー車が生まれた代でもあるのだ。

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